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物質生物工学分野
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教職員名索引
キーワード索引
3
グリーン資源化学研究室
教授/
河原 成元
助教/
山野 将輝
加硫機構の解析
プロテインフリー天然ゴムの量産化
ナノ海島構造を有する機能性ソフトマテリアルの創生
https://mst.nagaokaut.ac.jp/organic/kawahara/
河原 成元 先生
河原先生はゴム業界において第一線で活躍されている方ですが、学生と話す際にも非常に謙虚で笑顔が素敵な先生です。そんな河原先生は熱意を持って研究に取り組まれ、困っている学生には大事なヒントをくださる頼もしい先生です。
研究内容
本研究室で開発したゴムNMR法を用いることで、従来は困難であった架橋点の構造推定が可能になり、これまで経験や勘に頼っていた加硫について加硫機構の観点から解析を行っています。また、天然ゴム特有の構造であるナノ海島構造を利用し新規ソフトマテリアルの創生を目指しています。その他に、天然ゴムに含まれる蛋白質が時として重篤なアレルギー反応を引き起こすことから、本研究室では蛋白質の変性剤として尿素を用いることで簡便かつ迅速に蛋白質を除去する技術を開発し、改良を行っています。
天然ゴムの脱蛋白質化
研究室について
河原研究室の特徴は、学生が主体となり研究室の運営を行うことです。研究室のルール決定、物品の注文、ゼミ内容の決定、レクリエーションの企画、機器のメンテナンスを学生が中心となり行うことで、社会に出ても通用する主体性が身につきます。コアタイムは設定されていないため好きな時間に勉強や実験をすることで、各々のライフスタイルに合った研究生活が送れます。
研究室メンバー
修論・卒論テーマ
(卒)ゴムNMR法を用いた加硫天然ゴムの一次構造と物性に関する研究
(修)ナノ粒子のガラス転移温度が異なるナノ海島構造を有する天然ゴムの調製と物性
(修)ヒドロキシアパタイト/天然ゴム複合材料の調製と物性
(修)シリカ配合加硫天然ゴムの構造と物性におけるタンパク質の効果
(修)ゴム状態NMR法による過酸化物架橋天然ゴムの構造解析
博士後期課程
修了者数
19
名
こんな研究機関、企業に就職しました
バンドー化学(株)
横浜ゴム(株)
(一財)化学物質評価研究機構
(株)朝日ラバー
山下ゴム(株)
NOK(株)
住友理工(株)
海南大学
新潟市水道局
ショーワグローブ(株)
ラジャマンガラ工科大学 ラタナコシン校
日産自動車(株)
工学専攻 物質生物工学分野 佐々木 杏奈(東京高専 出身)