学生が書いた 研究室ガイドブック 2026長岡技術科学大学

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生物材料工学研究室

准教授/桑原 敬司  技術職員/近藤 みずき
  • 生物素材をつなぐ
  • 生物の機能で測る、機能を測る
  • 人間らしく健康的な研究生活を!

桑原 敬司 先生・近藤 みずき 先生
桑原先生はとても親しみやすい性格で、よく笑います。研究のこともそれ以外のことも気軽に相談でき、学生一人ひとりと真摯に向き合ってくださります。近藤先生は、幅広い分析機器の知識で研究をサポートしてくださる心強い存在です。

研究内容

私たちは、主に生体分子を電気化学的に検出するバイオセンサを研究しています。電気化学センサは、非破壊かつ迅速に標的物質を検出できることから注目を集めています。電気化学センサの性能は、生体分子の電極基板上への固定法や、生体物質の機能によって得られた情報を電気信号に変換する手法によって大きく変化します。つまり、生物素材と有機・無機材料をいかにつなぎ、センサとして機能させるかが私たちの研究の主題となります。

これまでにない新しい検出方式のバイオセンサの開発にも取り組んでいます。

研究室について

私たちの研究室では「人間らしく健康的な生活」をモットーに、日中は研究に集中し、夜はしっかり休息をとることで、健康的な研究室生活を送っています。各学生が主体的に計画を立てて研究を進めており、計画性や自己管理能力が身につく環境です。多くの学生は時間を上手く管理し、趣味やサークルと両立しています。また、週2回のゼミでは、立場に関係なく積極的に意見を言い合える雰囲気を大切にしており、普段から学年問わず仲が良いです。先生をはじめスポーツ好きのメンバーが多く、よく皆で楽しんでいます。

毎年ソフトボール大会には特に力を入れており、OBOGもたくさん来ます。

修論・卒論テーマ

  • (修)バイポーラ電極の形状が走査型バイオセンサの検出性能に与える影響の解明
  • (修)酵素の局所固定に向けた多孔質炭素微粒子の電着条件の検討
  • (修)酵素固定の足場としてオニオンライクカーボンを用いた酵素電極
  • (卒)バイオ素子としての利用を目指した家庭用プリンタを用いた金電極作製法の検討
  • (卒)簡便かつ汎用性の高い酵素センサ作製法の検討

博士後期課程
修了者数

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こんな研究機関、企業に就職しました

  • (株)ナカボーテック
  • 富士システムズ(株)
  • 川崎冷熱工業(株)
  • 田中貴金属工業(株)
  • 東洋濾紙(株)
  • 東京電機産業(株)
  • (株)東陽理化学研究所
  • (株)神戸製鋼所
  • タキロンシーアイ(株)
  • 西川計測(株)
  • (株)朝日設計
  • エナジーウィズ(株)
  • (株)タカギセイコー
  • 山形航空電子(株)
  • (株)サンデー
博士後期課程先端工学専攻 社会環境·生物機能工学分野 栩木 有理沙(神戸高専 出身)