メンバーの多くはヒトを対象にした認知実験を実施しています。VRユーザに外力を提示することで、多感覚刺激がどのようにして未知の主観的体験を生むかに取り組みます。多感覚刺激を操作により身体的な自己認識を変えることができ、意識の理解やVRシステムの応用に結びつきます。また、生物の集団行動や適応的行動に関する実験や理論的研究に取り組んでいます。どの研究も生命と世界との関わり=インターフェースをうかがい知る手段であり、工学的な意味でのインターフェース概念を拡張するのに寄与するものです。

牽引による外力提示VRシステム