学生が書いた 研究室ガイドブック 2024長岡技術科学大学

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産業安全行動分析学研究室

准教授/北條 理恵子

准教授北條 理恵子

研究者総覧 長岡技術科学大学 研究者総覧
  • 労働者をターゲットにした流暢性やwell-beingの評価指標を構築する
  • 人・機械の振る舞い(行動)を定量的に計測し客観的に評価する
  • 人の「行動」には原理があり。予測と評価と制御が可能である

北條 理恵子 先生
2022年1月大学着任前は、労働安全衛生総合研究所研究員でした。獣医、看護師、助産師免許所持され、医療現場での臨床経験や米国留学など、多様な経歴をお持ちです。行動分析専門家としてwell-being定量化に取組んでいます。

研究内容

労働安全について日本産業界では、重篤労災削減を目的に「人の注意力」から「機械」に頼る安全へ重点施策をシフト、安全装置導入等のハード対策強化に取り組んでいます。一方で、安全装置無効化など作業者側の不安全行動による労災事故が後を絶ちません。安全行動を促すには、人の行動変容が必要です。人が不安全行動を「してしまった」のではなく、周囲環境が「させてしまった」と考え、人もシステムの一部として周囲環境を変化させ、人の安全行動を強化、不安全行動を削減する手続きを体系的に研究しています。

人の行動は定量評価可能である

研究室について

新設間もない研究室で、所属学生もまだ少数です。システム安全工学専攻が主に社会人向けであり、遠隔地の学生(東京、静岡、滋賀など)もいる事から、学会発表や、Zoomでのディスカッションが主な活動内容になっています。学会活動は2022年度は実践教育訓練学会「実験的教育訓練に関する活動の成果発表会(8/19 埼玉)」や、機械学会年次大会(9/19 富山)にて研究発表を行うなど、積極的に対外的な取り組みも行っています。2023年度はゼミもスタートさせる予定です。

ある日の実験風景写真です

修論・卒論テーマ

  • 新設研究室のため実績なし

博士後期課程
修了者数

0

こんな研究機関、企業に就職しました

  • 新設研究室のため実績なし
システム安全工学専攻 藤井 義人(千葉東高等学校 出身)