Cross talk 01

自ら創るワーク・ライフ・
バランス
制度と工夫で叶える
両立のリアル

#ワークライフバランス #育児体験 #移住 #長岡での暮らし
クロストーク写真

長岡技術科学大学(技大)では、教員・職員ともにワーク・ライフ・バランスの実現に向けた環境づくりが進んでいます。今回は、男性教員として初めて育児休業を取得された雲居先生と、育休・時短勤務を経て活躍中の江口さんによるクロストークを開催。入職のきっかけから、育休取得のリアル、長岡での暮らしまで、本音で語っていただきました。

Member Profile

教員
雲居 玄道さん
准教授
雲居 玄道さん

情報・経営システム系 准教授。専門は経営工学・AI。2023年入職。4歳と1歳半の双子の父。男性教員初の育休を取得。

職員
江口 春佳さん
企画・広報室 主任
江口 春佳さん

大学戦略課 企画・広報室 主任。企画・広報室で秘書業務を担当。2019年入職。夫と3歳の子どもの3人家族。育休・時短を経験。

01

技大を選んだ理由

理想の環境とキャリアを求めて
両立への期待と不安のリアル

雲居さん
雲居さん

もともと妻と「子育ては田舎が良いね」と話していて、妻の実家(新潟県三条市)と東京に新幹線でアクセスしやすい国立大学を探していました。前職は私立大学でしたが、将来的な学校の存続などへの不安もあり、国立大学に絞って検討しました。その中で、私の専門分野(経営システム工学・情報工学)をそのまま活かせるのが本学だったので、転職を決めました。

江口さん
江口さん

ご家族との話し合いがあったんですね。私は夫の仕事の都合で長岡市に引っ越すことになり、教育に関わる仕事を続けたいと考えていたところ、義理の両親から技大のことを教えてもらい応募したのがきっかけです。入職当時はまだ子どもがいなかったので、正直子育てとの両立についてはあまり深く考えていませんでした。でも、いざ妊娠・出産となると、当時は学内で時短勤務をしている職員がおらず、前例がない中での制度取得に不安を感じました。

雲居さん
雲居さん

私は前職時代に第一子が生まれていて、2歳の子どもを連れての転職でした。前職は制度が整っていても任期付き教員は利用できない制約がありましたが、本学へは任期なしでの採用であり、事前に支援制度が充実していることを調べていました。さらに、着任当初は仕事量も調整されており、余裕を持って新生活をスタートできたのはありがたかったです。

江口さん
江口さん

私も育休から復帰してみると子育ての先輩方がたくさんいて、急な休みでも快くフォローしてくれる温かい環境だったので安心しました。

02

男性教員初の育休と制度活用

覚悟と安心、そして働き方の工夫
裁量労働や時短で時間を創出する

雲居さん
雲居さん

育児休業の制度がある以上、取るのは権利だと思って申請しましたが、そもそも男性教員は前例がないため手続きやルールが明確でなく、手探り状態でした。特に大変だったのは、最初の育休中に「一時就労」が利用できると知り、ならば授業を継続できるなと特に代理をお願いせずに授業を行ったことです。双子の育児は24時間体制で、授乳やおむつ替えが絶え間なく続くため、少しでも仕事を入れると休む時間がなくなってしまいます。「育休中は完全に休むべきだった」というのが最大の反省点ですね(笑)。

江口さん
江口さん

双子ちゃんとなると、なおさら大変ですよね…。

雲居さん
雲居さん

そうなんです。これから取得される方には、育児に専念することを強くおすすめします。ただ、収入面での不安は少なかったです。雇用保険の育児休業給付金と共済組合保険料の免除で、手取り額で見ると実はそれほど減りませんから。

江口さん
江口さん

確かに、私も育休中に「すごく減ったな」とは感じませんでした。私は復帰後、半年間時短勤務を利用しました。前例がなかったので最初は迷いましたが、職場の方の理解のお陰で業務に大きな影響が出ることもなく、結果的に取って良かったと思っています。今はフルタイムですが、AIツールを活用して業務効率化を図ったり、在宅勤務を活用したりして両立しています。子どもの急な病気や用事で実家に帰省する際も、実家でテレワークができるのは本当に助かります。

雲居さん
雲居さん

教員は裁量労働制を適用できるので、時間の融通が利きやすいのがメリットです。私は夕方に帰宅して、お風呂・夕食・寝かしつけまでを終わらせ、子どもが寝た後に再び自宅で仕事をするというスタイルをとっています。夜7時にはお風呂も夕食も終わっている状態ですね。

江口さん
江口さん

以前そのお話を聞いた時、本当にすごいなと思いました!夜7時にお風呂まで終わっているなんて理想的です。

雲居さん
雲居さん

その代わり、夜中に起きて仕事をするので体力勝負ですけどね(笑)。また、「研究支援者制度」を活用して、事務作業を補助してもらうことで研究時間を確保しています。

03

地域資源の活用

ファミサポの柔軟な支援を活用
自ら調整して体制を整える工夫も

江口さん
江口さん

私は1歳で復職希望でしたが、年度途中の入園が難しく、4月入園まで待機しました。その間や復職後は、「ファミリーサポートセンター(ファミサポ)」や一時保育をフル活用しました。ファミサポさんは自宅に来て子どもの面倒を見てくれたり、送迎をお願いできたりと柔軟に対応してくれるので心強いです。

雲居さん
雲居さん

長岡市には民間のベビーシッター業者がほとんどないので、ファミサポの活用は必須ですね。ただ、事前面談が必要だったり、急な依頼が難しかったりするので、我が家では妻が常時4人くらいのサポーターさんとスケジュール調整をしてシフトを組んでいます(笑)。

江口さん
江口さん

4人も!それはご自身でコーディネートする力が問われますね。

雲居さん
雲居さん

そうなんです。自分たちでリソースを確保し、管理するマネジメント力が必要だと感じます。

04

学内コミュニティ

職種を超えた情報交換の場で
子育ての悩みを共有できる

雲居さん
雲居さん

学内のチャットツール上に「子育てコミュニティ」があり、教員・職員問わず参加しています。最近は「ここに行くといいよ」「このおむつが安いよ」といった情報交換が活発になってきました。

江口さん
江口さん

私は地元出身ではないので地域の情報に疎く、このコミュニティは本当にありがたいです。たとえば新しい遊び場など、子どもが喜ぶような情報を教えてもらえるのは助かります。

雲居さん
雲居さん

最近だと、「学会出張時の保育」についての話題が盛り上がりましたね。出張先の託児所だと子どもが嫌がることもあるので、フリーランスの保育士さんに同行してもらう方法などの情報を共有しました。

江口さん
江口さん

あれは貴重な情報でした!学会によっては託児スペースがあることも知らなかったので勉強になりました。あと、以前開催された「ランチ会」も良かったですよね。普段チャットで話している方々と顔を合わせることで、より親近感が湧きました。

雲居さん
雲居さん

そうですね。職種の垣根を超えて「子育て」という共通の話題で繋がれるのは、本当に心強いです。

江口さん
江口さん

次のランチ会も楽しみです!

05

長岡市の魅力

安住の地と快適な移動に加え
雪国の暮らしと遊び場も充実

江口さん
江口さん

長岡市は土地が比較的安いのは魅力です。あと、車社会なので移動が楽!子どもと荷物を抱えて満員電車に乗るストレスがないのは本当に大きいです。

雲居さん
雲居さん

東京の地下鉄はエレベーターを探すだけでも一苦労ですからね。教育費の面でも、公立高校のレベルが高いので、無理に中学受験や私立に行かせる必要がなく、経済的な負担が少ないと感じます。また、長岡市は海も山も近く、自然の中で子育てできる環境も素晴らしいですね。

江口さん
江口さん

私は県外出身なので雪への不安はありましたが、住んでみると消雪パイプのおかげで冬も快適です。むしろ、子どもと一緒に雪遊びができるのが楽しみの一つになりました。冬でも遊べる屋内の子育て施設が充実していて、しかも無料なのはすごい!季節を問わず遊ぶ場所には困りません。

雲居さん
雲居さん

私は神奈川県の山間部出身で雪には慣れていましたが、長岡市の除雪体制の完璧さには驚きました。道路には消雪パイプがあり、雪が降ってもすぐに溶けるので、運転や生活に大きな支障はありません。

江口さん
江口さん

最初は「雪だ!」って感動していたんですけど…。

雲居さん
雲居さん

私も子どもと一緒に「雪だよ!」ってはしゃいでいたら、妻に「県外の人だねえ」って言われました(笑)。地元の人にとっては日常ですからね。

06

未来へ

自ら働きやすい環境を創ろう
面白がって新たな一歩踏み出す

雲居さん
雲居さん

本学は小規模な大学ならではの融通の利きやすさがあり、「前例がないなら作ればいい」という雰囲気があります。これから子育てをする方も、コミュニティなどを通じて情報共有しながら、一緒に働きやすい環境を作っていきましょう。

江口さん
江口さん

学内には子育て経験者がたくさんいて、男性の育休取得も少しずつ増えてきています。何かあれば相談できる仲間がいるので、安心して飛び込んできてください。制度も環境も過渡期だからこそ、自分たちで変えていける面白さがあります。一緒に新たな一歩を踏み出しましょう!

Recruit

私たちと一緒に働く方々を
募集中です。

募集要項・エントリー
Join our team Join our team Join our team Join our team

戻る