- 機械、人、環境よりなるシステムの協調・共生へ
- システムをダイナミックに、マクロ、ミクロの複合的観点から科学
- 安全と快適の革新へ
阿部 雅二朗 先生・横田 和哉 先生
学生の自主性を尊重してくださり、学生自身が考え実践する環境を整えてくださいます。そうした環境でも困難な課題に直面した際には節々で適切な助言をくださります。ユーモラスな一面から和やかな雰囲気で研究を進めることができます。
研究内容
機械、中でも、建設機械、物流機械、除雪機械などは社会基盤の整備などに活躍していますが、大型・高出力であるなどから、事故により甚大な人的・経済的被害を及ぼすことがあります。私たちはこのような機械と人及び環境をひとつのシステムとしてとらえ、人とAI導入も進展中の機械が快適に協調し、環境とも共生するのに必要な動的解析方法、DXR手法の構築、設計及び運用の科学的指針の確立を目指しています。私たちの研究成果が安全・安心な社会基盤づくりに資するよう、関連する「技術科学」を推進中です。
Unreal Engineを使用した屋外作業機械のバーチャルシミュレータ
研究室について
4つのグループ（下記テーマは一部抜粋）によるプロジェクト型研究を実施しています。グループ全体の研究テーマ以外に各メンバー個別研究テーマがあり、最上級生がプロジェクトリーダとなり研究します。学生が自律的に計画から相互指導まで行い、各研究テーマに沿って実験等を実施します。定例ミーティングとセミナーが週1回あり、研究進捗状況や計画、国内外関連研究の動向について先生を交えて議論します。コアタイムなく、自己管理の下、のびのびと研究できます。BBQなどイベントも開催し親睦も深めています。
実験解析用屋外作業機械モデルを使用した実験の様子
修論・卒論テーマ
- （修）屋外作業機械のための振動触覚を用いた安全操作支援システムの基盤構築
- （修）乾燥状態におけるガントリークレーンのレールブレーキパッドーレール間の摩擦特性の実験解析
- （修）雪-機械システムの動的シミュレーション解析における雪モデルの最適化
- （修）屋外作業機械シミュレータにおけるVR空間の視界現実感が人の機械操作特性に及ぼす影響
- （修）物理情報付きAIを用いた材料熱物性の同定手法の開発
博士後期課程
修了者数
2名
こんな研究機関、企業に就職しました
- 住友重機械工業（株）
- コベルコ建機（株）
- 三菱自動車工業（株）
- いすゞ自動車（株）
- （株）ブリヂストン
- ソフトバンク（株）
- ヤンマーホールディングス（株）
- ヤマハ発動機（株）
- 北海道電力（株）
- （株）竹内製作所
- 横浜ゴム（株）
- 日本航空（株）
- （株）ダイフク
- 日本精機（株）
- KYB（株）
- スタンレー電機（株）
- ボッシュ（株）
- ユニ・チャーム（株）
