学生が書いた 研究室ガイドブック 2026長岡技術科学大学

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反応性流体工学研究室

教授/鈴木 正太郎
  • 燃焼に関する現象のメカニズムの解明
  • 自由な時間を有効に使う!
  • 学生主体で研究を!

鈴木 正太郎 先生
先生は学生の主体性を重要視する一方で、学生が困っている時は精力的に議論・助言をしてくださる人です。研究においては、多方面の視点で的確なアドバイスをくださりスムーズに研究が進みます。

研究内容

当研究室では以下の内容についてメカニズムの解明などの研究を行っている。
音響励振 火炎に音波を加えることによって火炎が分岐・短炎化する現象で、燃焼制御に有用である。
燻焼 炎を伴わない燃焼で、弱い熱源で燃焼が発生するため危険である。
熱泳動 温度勾配のある気相中において、微小粒子が高温側から低温側へ移動する現象のことで、燃焼機関におけるすす粒子の制御などが期待できる。
再出火 消火により一度炎が消えた後、燃え残りから再び炎を生じる現象で、確実な鎮火判断が困難である。

音響励振による火炎分岐の様子

研究室について

当研究室ではコアタイムがなく、学生が自由な時間に研究を行うことができます。進捗報告としてゼミを週2回実施しています。先生からは自ら考えていることを求められているので、ただ参加するだけでなく積極的に意見を述べることで活発な議論を行い、より良い研究になるように努めています。

ゼミの様子

修論・卒論テーマ

  • (修)混合するポリエステルの熱的挙動が綿の燻焼に与える影響
  • (修)メチルセルロース水溶液を用いた再出火の防止方法
  • (修)燃料温度を変化させた噴流拡散火炎の音響励振

博士後期課程
修了者数

2

こんな研究機関、企業に就職しました

  • (株)ジーシー
  • (株)ダイニチ工業
  • (株)栗原工業
  • (株)ダイキン工業
  • (株)信越化学工業
  • (株)ハウス食品
  • (株)ダイハツ工業
  • (株)ホンダ
  • (株)オムロン
  • (株)東京アールアンドデー
  • (株)トヨタ車体
  • (株)スズキ
  • (株)JT
  • (株)神戸製鋼
  • (株)日新製鋼
  • (株)東芝
  • (株)中央エンジニアリング
  • (株)ヨネックス
工学専攻 機械工学分野 大峽 佑介(長野高専 出身)