当研究室では以下の内容についてメカニズムの解明などの研究を行っている。
・音響励振 火炎に音波を加えることによって火炎が分岐・短炎化する現象で、燃焼制御に有用である。
・燻焼 炎を伴わない燃焼で、弱い熱源で燃焼が発生するため危険である。
・熱泳動 温度勾配のある気相中において、微小粒子が高温側から低温側へ移動する現象のことで、燃焼機関におけるすす粒子の制御などが期待できる。
・再出火 消火により一度炎が消えた後、燃え残りから再び炎を生じる現象で、確実な鎮火判断が困難である。

音響励振による火炎分岐の様子