近年、輸送機器軽量化の動きから、実用金属中最軽量なマグネシウム(鉄の25%)は注目を集めています。本研究室には、大学としては珍しい大型プレス機や圧延機があり、マグネシウム展伸材の作製を行うことができます。また、電子顕微鏡や原子間力顕微鏡などの組織観察装置もあり、"モノづくり″から"評価・解析″まで一貫して行える環境です。企業との共同研究も多く、実践的な知識を身につけるのにも役立ち、特に最近では、電気自動車向けの技術開発として、金属3Dプリンターを用いた研究も進めています。

鋳造インゴット(左)、押出棒(中)、バンパー補強(右)