学生が書いた 研究室ガイドブック 2024長岡技術科学大学

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高温材料研究室

教授/南口 誠  助教/郭 妍伶

教授南口 誠

研究者総覧 長岡技術科学大学 研究者総覧
J-GLOBAL

助教郭 妍伶

研究者総覧 長岡技術科学大学 研究者総覧
J-GLOBAL
  • 材料物理化学
  • 高温材料
  • 機能性セラミックス

南口誠 先生、郭 妍伶 先生
南口先生は面倒見のよい先生で、研究や進路など様々な相談に乗ってくれます。郭先生は明るい先生で、学生と年齢も近いことから気軽に研究のお話をしてくれます。お二人とも、社会に出てから役立つ素養を叩き込んでくださいます。

研究内容

【最先端材料の研究】
「焼結」という粉末材料を焼き固める方法で様々な材料を作製します。作製したサンプルの評価試験を行って研究を進めます。
例1)MAX相セラミックス
セラミックスと金属の両方の性質を兼ね備えたユニークな材料。
例2)透光性セラミックス
ガラスの代替品として期待されている、透明セラミックス。
【高温腐食の研究】
金属材料が高温で酸化する仕組みを明らかにする為に、酸化試験を行ったり、酸化皮膜と同じ物質の燒結体を作製し評価試験を行うなどしています。

パルス通電焼結
(高専や海外の大学から学生が実験しに来ることもあります)

研究室について

研究室のコアタイムは8:00~17:00です。進捗ゼミは朝に行い、月に1回の頻度で当番が回ってきます。朝ゼミ後は各自の予定で研究に取り組みます。進捗ゼミ以外に週に1回論文ゼミがあります。研究室には留学生が何人かいるため、国際コミュニケーションが何気なく経験できます。オープンキャンパスなど、研究室全体で行うイベントに沢山参加しているので、先輩後輩間の風通しもよいです。少しハードな研究姿勢が求められますが、社会に出たときに一歩リードできる実力が身につくことは間違いないと思います。

毎年恒例のソフトボール大会後の一枚

修論・卒論テーマ

  • (博)Materials Design Strategy of Ti2AlC MAX Phase Ceramics Based on Microstructure Control and Composition Optimization
  • (修)アルミドロスを用いた耐火断熱レンガの作製と特性評価
  • (修)窒化したTi2AlCセラミックスにおける表面微細構造および耐摩耗性
  • (修)選択的レーザー溶融法で造形したAlSi10Mg合金における微細構造と機械的特性に対する熱処理の影響

博士後期課程
修了者数

9

こんな研究機関、企業に就職しました

  • 花王(株)
  • 大同特殊鋼(株)
  • 日本軽金属(株)
  • 日本板硝子(株)
  • ダウ・ケミカル日本(株)
  • (株)INPEX
  • (株)ヨコオ
  • トップ工業(株)
  • (株)メイテック
  • 綜合警備保障(株)
  • 福島工業高等専門学校
  • 名古屋工業大学
工学専攻 機械工学分野 福田 千遥(東京高専 出身)