学生が書いた 研究室ガイドブック 2026長岡技術科学大学

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ナノ・バイオインテグレーテッドシステム研究室

准教授/庄司 観
  • 生体材料と機械のインターフェイスをデザインする
  • ハイブリッドシステムで世界に貢献しよう
  • メリハリのある研究生活を送ろう

庄司 観 先生
庄司先生は若くエネルギッシュな先生です。機械だけでなく生物や電気化学の分野にも詳しく、学生が困っていると的確なアドバイスをしていただけます。イベントにも積極的で、学生に近い立場で接してくださるフレンドリーな先生です。

研究内容

生体材料と機械を融合することで、従来の機械を超越した機能を有するバイオインテグレーテッドシステムが開発されつつあります。庄司研では、生物と機械を繋ぐ様々なインターフェイスを設計・開発することで、バイオインテグレーテッドシステムの更なる高性能化を目指しています。具体的にはDNAやタンパク質を用いたプローブ型バイオセンサによる一分子計測手法、マイクロ流路を用いた人工細胞操作手法、自己発電型サイボーグ昆虫などを開発しており、機械系と生物系の知識を組み合わせながら研究を進めています。

昆虫サイボーグ実験

研究室について

10:00~18:00のコアタイムで、各々が自由に研究活動を行っています。先生を含め研究室のメンバー全員が同じ居室にいるので、わからないことがあれば気軽にディスカッションすることができます。ミーティングは2週に1回設けられており、内容や方向性について話し合いながら研究を進めていきます。また、国内外問わず多くの学会に参加する機会があり、研究の視野を広げることができます。
さらに、飲み会やレクリエーションなどのイベントが定期的に開催され、賑やかな研究室生活をおくっています。

カナダでの国際学会に参加した様子

修論・卒論テーマ

  • (博)細胞分泌物質の3Dマッピングが可能なDNAナノポア顕微鏡の開発
  • (博)生体内発電を目指したリポソーム型バッテリーの創製
  • (修)サイボーグ昆虫の集団行動制御
  • (修)リポソーム型分子ロボットへのナノポアセンサ組付け手法の開発
  • (卒)マイクロ流体デバイス内を移動する人工細胞型ロボットの駆動制御

博士後期課程
修了者数

0

こんな研究機関、企業に就職しました

  • マニー株式会社
  • 直江津電子工業株式会社
  • 株式会社日立ハイテクサイエンス
  • 株式会社ミツトヨ
  • 株式会社デンソーウェーブ
  • 株式会社SCREENホールディングス
博士後期課程先端工学専攻 材料工学分野 岡田 瞬(米子高専 出身)