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電気電子情報工学分野
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教職員名索引
キーワード索引
16
電磁波制御デバイス研究室
准教授/
佐々木 友之
液晶とメタマテリアルを組みあわせ、テラヘルツ波を動的に制御するためのデバイスの作製
液晶にカーボンナノチューブを添加することで材料の応答特性の高速化に関する研究
高分子複合体液晶に二酸化チタンを添加することで液晶材料の高機能化を目指した研究
https://whs.nagaokaut.ac.jp/hertz
佐々木 友之 先生
佐々木先生は研究のことで相談に行くと、学生に問題を丁寧に再確認させた上で凄く具体的にアドバイスをしてくれる誠実な先生です。成果を急ぐのではなく現状の問題に対し丁寧に向き合い、解決してから次へ進む。そういった研究に対する誠実さが大切だといつも話しています。
研究内容
私たちの研究室ではテラヘルツ波という、電波と光波の中間にありその二つの性質を併せ持つ電磁波を制御するための素子に関する研究を行っています。テラヘルツ波は通信技術への応用、非破壊・非接触のイメージング、センシング技術への応用が注目されています。画像にある装置は今年入ったばかりのサブフェムトインクジェットプリンターと呼ばれるもので、今後これを用いてテラヘルツ波制御素子に多く用いられるメタ表面というものを作製しようと計画しています。
メタ表面作製に使用するサブフェムトインクジェットプリンターの外観
研究室について
私たちの研究室ではコアタイムの規定は無く、学生の自主性に任せて研究活動を行っています。居室の雰囲気は穏やかで先輩後輩といった空気はあまりなく、お互い良い意味でフラットな関係が築けています。ゼミは週一回で開かれ、一週間の成果報告と英語論文の紹介が主に行われています。また今年からは、新しく配属される学部3年生がスムーズに研究活動を行えるように、光波の数学的取り扱いや回折現象など基礎的な光学の知識の勉強会を行っています。
勉強会の様子
修論・卒論テーマ
(修)偏波変換素子への応用を目指した液晶内包メタルメッシュのリタデーションに関する研究
(修)カーボンナノチューブ添加液晶の誘電特性に関する研究
(修)時間領域差分法を用いたDrude金属により構成されるテラヘルツメタ表面に関する研究
(卒)アゾ色素ドープ高分子複合体液晶における光誘起再配向に関する研究
(卒)液晶を用いたホログラフィックテラヘルツ素子に関する研究
博士後期課程
修了者数
0
名
こんな研究機関、企業に就職しました
オプトゲート(株)
原田工業(株)
(株)ヒラノテクシード
(株)ニコン
(株)シグマ
SMK(株)
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住友電工(株)
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電気電子情報工学専攻 武内 佑太(東京高専 出身)