学生が書いた 研究室ガイドブック 2024長岡技術科学大学

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医療支援先進セラミックス研究室

教授/斎藤 秀俊  助教/小松 啓志

教授斎藤 秀俊

研究者総覧 長岡技術科学大学 研究者総覧
J-GLOBAL

助教小松 啓志

研究者総覧 長岡技術科学大学 研究者総覧
J-GLOBAL
  • 材料に対する鋭い洞察力を養い幅広い知識を得る
  • 完成度の高い材料合成と高度な解析能力を身につける
  • 金属酸化物膜・水素吸蔵材料・炭素材料の分野に新たな風を吹き込む

斎藤 秀俊 先生
斎藤先生は幅広い研究分野を生かした多角的な観点から、時に厳しく時に優しく学生たちを的確なアドバイスで手助けします。また、水難学会の会長として世界の救助現場に「Uitemate(ういてまて)」という考えを普及しています。

研究内容

現在は研究内容によって大きく4チームあります。金属錯体を用いたフレーム溶射法など、独自の技術を利用した様々な金属酸化物膜の合成と評価、廃棄物を原料にした世界トップクラスのガス吸着特性を持つ多孔質炭素材料の合成や構造の評価、ガスクロマトグラフを用いた水素吸蔵材料の評価、DLC膜の解析、CVDによる製膜といった、材料に関する幅広い研究に取り組んでいます。このほかにも、本研究室で発見した世界初の材料・技術は数多くあり、今後も様々な研究成果を世界に発信していきます。

研究室所有の走査型電子顕微鏡(SEM)の写真

研究室について

私たちの研究室の1日は毎朝7時50分からの朝ゼミでスタートします。他の研究室よりも少しスタートが早いですが、コアタイムがないので、自分のペースで実験を進めることが出来ます。ゼミでは主に研究に関連する英語論文の討論や研究成果の報告を行っています。学生自身がスライドを作成して発表し、学生同士で質疑応答を行い問題解決につとめます。また、企業との共同研究や学会への参加を通して、学生は新たな見解を得ることが出来るとともに、聞き手に伝わりやすいプレゼンの手法を学ぶことができます。

文部科学省の方が来訪したときの写真

修論・卒論テーマ

  • (博)Synthesis and analysis of inorganic materials for hydrogen storage (水素吸蔵用無機材料の合成と評価)
  • (修)超臨界条件下でのアモルファス水素化炭素膜への水素拡散
  • (修)超臨界条件にある物質のナノポーラスカーボンへの吸着現象

博士後期課程
修了者数

18

こんな研究機関、企業に就職しました

  • (株)良品計画
  • ルネサスエレクトロニクス(株)
  • グローバルウェハーズ・ジャパン(株)
  • エネックス(株)
  • 日東電工(株)
  • (株)日立製作所
  • 中部キレスト(株)
  • 山九(株)
  • パナソニック(株)
  • 住友電気工業(株)
  • 新潟県工業技術研究所
  • 高砂熱学工業(株)
  • コバレントマテリアル(株)
  • 三菱重工(株)
  • DOWAホールディングス(株)
  • 日本ケミコン(株)
  • 日産自動車(株)
  • 東洋鋼鈑(株)
工学専攻 物質生物工学分野 安井 晃美(群馬高専 出身)