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物質生物工学分野
> 10. 環境ナノ材料研究室
教職員名索引
キーワード索引
10
環境ナノ材料研究室
准教授/
高橋 由紀子
有機色素ナノ粒子と薄膜を基にした、超微量現場分析法と環境浄化技術の創発研究
ナノパワーでウィルス撃退!
ナノの世界が未来を切り拓く!
https://mst.nagaokaut.ac.jp/~nanodye/index.html
高橋 由紀子 先生
高橋先生は「楽しんで」がモットーのエネルギーあふれる先生です。研究でわからないことがあれば助言をしてくださり、自身で考えられるように手助けをしてくださいます。
研究内容
本研究室では、様々な機能の有機色素のナノ粒子を用いて、環境評価や製造工程における微粒子汚染の検出に役立つ試験紙の開発を目指しています。ナノ粒子は自己集合による分子間相互作用が強く、分子単独とは異なる機能を発揮します。研究例として、「ナノ薄膜試験紙」は環境中の有害な重金属イオンをppbレベルの高感度で検出することが可能です。また最近では、ナノ薄膜の技術をもとに、一重項酸素を用いた空気浄化システムの開発にも取り組んでいます。
光増感色素ナノ薄膜(上)と光照射による一重項酸素の発生実験(下)
研究室について
本研究室は自由な雰囲気で、コアタイムはありません。そのため各々の時間で主体的に研究を行っています。週に一度は研究テーマ別のミーティングがあり、研究結果の報告とディスカッションを行います。また月初めには研究室全体で研究報告を行い、他のテーマのメンバーと意見交換を行います。
また様々なイベントを開催しており、昨年は切った竹で流しそうめんをしたり、芋煮会を行ったりしました。
夏に行った流しそうめんの様子
修論・卒論テーマ
(修)玉ねぎ外皮と金属酸化物ナノ粒子からなる天然由来の顔料の開発
(修)大気圧プラズマジェットによる形態の異なるアラミド繊維の表面改質と解析
(修)乾式ミリングによる無機ナノ粒子のシラン処理法の確立と有機無機コアシェル微粒子の作製
(修)有機顔料発色による高精度定量および色ドット解析による微粒子汚染検出
博士後期課程
修了者数
0
名
こんな研究機関、企業に就職しました
Japan Advanced Semiconductor Manufacturing(株)
オイレス工業(株)
小倉クラッチ(株)
三浦工業(株)
石川サンケン(株)
リケン(株)
(株)東陽理化学研究所
(一社)日本品質保証機構(JQA)
ナミックス(株)
(株)産業分析センター
新東工業(株)
富士通フロンテック(株)
エヌエスアドバンテック(株)
中本パックス(株)
イビデン(株)
東京インキ(株)
ミネベアミツミ(株)
(株)木村鋳造所
工学専攻 物質生物工学分野 舩木 美波(群馬高専 出身)