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物質生物工学分野
> 11. 環境微生物工学研究室
教職員名索引
キーワード索引
11
環境微生物工学研究室
准教授/
笠井 大輔
微生物の可能性を追求する
環境浄化と資源循環への応用
微生物を用いたポリマー廃棄物の再資源化モデル構築を目指して
http://bio.nagaokaut.ac.jp/~dkasai/
笠井 大輔 先生
笠井先生は、豊富な知識から研究や論文について適切な助言や指導をしてくださる心強い先生です。また、学生の主体性を大事にしており、学会や海外でのインターンシップなどの貴重な経験ができる機会を与えてくださいます。
研究内容
当研究室では、「微生物の可能性を追求~知り、育て、環境浄化と資源循環に利用する~」をテーマに微生物の機能解析に取り組んでいます。
現在、天然ゴムやプラスチック廃棄物は焼却や埋め立てといった環境負荷の高い方法で処理され、それに起因する環境汚染が問題となっています。そこで私たちは、物質変換能を持つ微生物の発掘とそれらの微生物の遺伝子や酵素、ゲノム構造などを解明することで廃棄物の分解・再資源化を行い、環境浄化や環境負荷の軽減を目指す研究を行っています。
実験風景
研究室について
コアタイムは平日の10:00~15:00を含む9時間です。学生が自ら計画を立てて研究を進め、週に1度行われるミーティングで先生に進捗の相談や課題解決に向けた指導をもらい、次週の研究計画を立てます。ゼミでは、学生が交代で関連する分野の英論を紹介するスライドを作成・発表することで研究室全体で知識を深めています。また、研究技術は先輩が後輩に教えることが多いため学生間のコミュニケーションも活発です。
関連学会:日本農芸化学会、環境バイオテクノロジー学会、日本ゲノム微生物学会など
学生居室の風景
修論・卒論テーマ
(修)天然ゴム資化性細菌が有するpoly(
cis
-1,4-isoprene)オキシゲナーゼの機能解析
(修)天然ゴム分解酵素の効率的発現系の開発
(修)生分解性プラスチック生産性向上変異株の作出
(修)生分解性バイオマスプラスチック生産性向上変異株の作出と機能解析
(卒)ポリイソプレン分解菌を用いたポリヒドロキシアルカン酸生産系の構築
博士後期課程
修了者数
1
名
こんな研究機関、企業に就職しました
テクノグループ テクノプロR・D社
高萩ニッカン (株)
マサル工業 (株)
(株) セッツカートン
横浜ゴム (株)
(株) ブルボン
東洋紡 (株)
タケショウ (株)
ウルシステムズ (株)
工学課程 物質生物工学分野 松原 由季(函館高専 出身)