学生が書いた 研究室ガイドブック 2024長岡技術科学大学

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交通工学研究室

教授/高橋 修

教授高橋 修

研究者総覧 長岡技術科学大学 研究者総覧
J-GLOBAL
  • アスファルト分野での技術開発でSDGs達成に貢献する!
  • 高機能・高耐久な社会基盤施設の整備をめざして果敢に挑戦する!
  • 安心安全な道路舗装を整備するため、アスファルト材料の研究開発に努力する!

高橋 修 先生
高橋先生は、何事も全力で取り組む先生です。毎日、授業や会議、打合せで大忙し。そんな先生ですが、趣味の時間もしっかり確保し、腰痛対策の水泳を日課とし、技大マラソンに参加するなど、学生の手本となっています。

研究内容

私たちが取り組んでいるアスファルト材料の研究には、大きく分けて二つのアプローチがあります。一つは新規開発で、素材である石や砂、アスファルトの組み合わせを工夫し、高性能なアスファルト混合物の配合を提案することです。もう一つはアスファルト材料のリサイクルです。廃材の再利用が推進されていますが、基準が決まってないものや基準を満足しないものも多く存在しています。これらを有効利用するための方策を検討しています。
私たちの研究は、日常生活に必要な道路舗装の性能向上に役立っています。

ホイールトラッキング試験によるアスファルトコンクリートの塑性流動抵抗性の評価

研究室について

研究室では、週1回のゼミナール活動に向けて実験データの整理や資料作成、文献調査等を行っています。自分が取り組んでいる研究テーマでの検討内容や進捗状況について、他の学生に伝わりやすいようなプレゼンテーションができるように、日々工夫しています。また、実験室では試験用供試体の作製や性能評価の試験等を実施しているため、安全管理に留意し、学生全員で協力しながら作業に取り組んでいます。
例年行われているイベントとしては、学生が企画する研究室旅行や歓送迎会、芋煮会があります。

研究室旅行(2022年)の様子

修論・卒論テーマ

  • (修)複合型再生用添加剤の再生効果と配合に関する研究
  • (修)基準外再生骨材に対する各種再生用添加剤の再生効果に関する研究
  • (修)再生アスファルト混合物に基準外再生骨材を有効利用するための配合および製造に関する研究
  • (卒)高温カンタブロ試験によるアスコンの耐久性評価に関する研究

博士後期課程
修了者数

9

こんな研究機関、企業に就職しました

  • 北海道旅客鉄道(株)
  • 東日本旅客鉄道(株)
  • 西日本旅客鉄道(株)
  • 東日本高速道路(株)
  • 中日本高速道路(株)
  • (株)ネクスコ東日本エンジニアリング
  • (株)ネクスコ・エンジニアリング新潟
  • 清水建設(株)
  • (株)安藤・間
  • (株)福田組
  • (株)大本組
  • 東亜道路工業(株)
  • 大成ロテック(株)
  • 日本道路(株)
  • JR東日本コンサルタンツ(株)
  • 北陸ガス(株)
  • 新潟県庁
  • 長岡市役所
工学専攻 環境社会基盤工学分野 竹﨑 智紀(鹿児島高専 出身)