学生が書いた 研究室ガイドブック 2024長岡技術科学大学

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発酵科学研究室

教授/小笠原 渉  准教授/志田 洋介  技術職員/武田 百合子

教授小笠原 渉

研究者総覧 長岡技術科学大学 研究者総覧
J-GLOBAL

准教授志田 洋介

研究者総覧 長岡技術科学大学 研究者総覧
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技術職員武田 百合子

研究者総覧 長岡技術科学大学 研究者総覧
  • 発酵に秘められた偉大なる微生物の力
  • 微生物の生き様に迫り、微生物と共生する
  • 堅実さと大胆さで新たな領域を開拓する

小笠原 渉 先生・志田 洋介 先生・武田 百合子 先生
小笠原先生と志田先生は研究に対する情熱と学生に対する愛情を持っており、真摯に向き合いながら成長させてくださる自慢の先生です。学生の主体性を大切にしつつ、学会・インターンシップなどの機会や様々な経験を与えてくださいます。

研究内容

微生物は様々な物質を生産・分解でき、地球環境の循環や私達の生活に貢献しています。◆糸状菌(カビ):未利用物質からの有用物質生産を目指した、木質バイオマスを分解可能な糸状菌の分解酵素生産メカニズムを追求 ◆油脂生産酵母:食用油脂の安定供給を目指した、細胞内に油脂を蓄積する酵母の生産メカニズムの研究 ◆細菌:JAXA・他大学と連携したタンパク質分解酵素の研究による、歯周病原菌・多剤耐性菌に対する薬剤開発 ◆微生物探索:エマルションを用いた最先端培養技術の確立および有用微生物の探索

普段の研究の様子

研究室について

朝10時には全員が揃いそれぞれの研究をスタートします。研究計画も実験方法も自由だからこそ、発想力と自己管理能力が身につきます。最初から上手くいかなくても研究室には実験経験豊富な先輩やスタッフの方々がたくさんいます。実験で困ったことがあったら一緒に悩んで助けてくれます。実験以外の相談も乗ってくれます。そんな家族のような空間で実験技術や知識はもちろん、研究に対する姿勢や楽しさを学ぶことができます。
私達は泥臭く堅実に日々の実験に励み、微生物の未知なる力のもつ可能性と向き合います。

研究室メンバーの集合写真

修論・卒論テーマ

  • (博)新規抗菌薬開発を指向したFamily-S46ジペプチジルペプチダーゼに関する研究
  • (博)大量培養における微生物形態を用いた非侵襲的リアルタイムモニタリングシステムに関する研究
  • (修)糸状菌Trichoderma reesei の形態形成とセルラーゼ生産性の相関解析
  • (修)糸状菌Trichoderma reesei におけるCRISPR/Cas9を介したゲノム編集法の確立
  • (修)2種のドロップレットを用いた微生物の機能・活性に基づくスクリーニング系の確立

博士後期課程
修了者数

13

こんな研究機関、企業に就職しました

  • 八海醸造(株)
  • 岩塚製菓(株)
  • デンカ(株)
  • オリエンタル酵母(株)
  • (株)ちとせ研究所
  • NRIシステムテクノ(株)
  • KMバイオロジクス(株)
  • (株)NSS
  • (株)陽進堂
  • (株)オンチップ・バイオテクノロジーズ
  • ボーソー油脂(株)
  • 極東貿易(株)
  • 国際紙パルプ商事(株)
  • 雪印種苗(株)
  • (株)キティー
  • 都城高専
  • 北海道庁
  • (株)アドバンテック
生物機能工学課程 千葉 史瑛(八戸高専 出身)