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物質生物工学分野
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教職員名索引
キーワード索引
14
糖鎖生命工学研究室
准教授/
佐藤 武史
糖鎖の発現制御機構の解明
糖タンパク質糖鎖の機能解析
生命科学・医薬分野へ応用し社会に貢献
https://msb.nagaokaut.ac.jp/labo/glycobiology/
佐藤 武史 先生
佐藤先生は学生想いで、研究の進捗について親身に相談に乗ってくださいます。また、研究に行き詰まったときには、的確なアドバイスをくださる先生です。常に学生の成長を見守りながら、研究の楽しさを伝えてくださる存在です。
研究内容
糖鎖とはグルコースなどの糖が鎖状につながった物質で、遺伝子やタンパク質に次ぐ第三の生命鎖と言われています。身近な例としては、ABO式血液型が挙げられ、赤血球表面上にある糖鎖の違いによって決定されます。また、糖鎖は癌などの病気になると構造が変化するため、診断のバイオマーカーとして使用されています。当研究室では、糖鎖の働きや発現制御機構を解明し、糖鎖研究を生命科学や医療分野へ応用することで社会に貢献することを目的としています。
ウエスタンブロット解析の実験装置
研究室について
私たちの研究室では9:30-18:00がコアタイムとなっており、メリハリをつけて研究に取り組めます。タンパク質実験、遺伝子実験、細胞培養などの技術を習得でき、先生と相談しながら自分のペースで実験計画を立てられるため、プライベートも大切にできます。毎週火曜16:30からゼミがあり、進捗報告や英語論文の紹介を通じて知識を深めています。また、夏には学会に参加し、研究発表や交流の機会があります。研究活動以外では新入生歓迎会などのイベントもあり、メンバー同士の交流を大切にしています。
細胞実験の様子
修論・卒論テーマ
(修)HEK293Tヒト胎児腎細胞におけるN-型糖鎖結合部位に変異をもつE-カドヘリンの機能解析
(修)転写因子N-Mycがβ4-ガラクトース転移酵素3の転写活性化に関わる分子機構の解析
(卒)リソソーム膜タンパク質LAMP1の糖鎖機能解析に向けた基盤研究
博士後期課程
修了者数
2
名
こんな研究機関、企業に就職しました
トーアエイヨー(株)
(株)ミヤザワ
中外製薬工業(株)
デンカ(株)
(株)セントラル
(一社)日本血液製剤機構
(株)メガチップス
(株)鈴廣蒲鉾本店
タカラベルモント(株)
WDBエウレカ(株)
(株)ケイシイシイ
エア・ウォーター・リアライズ(株)
DNPロジスティクス(株)
工学専攻 物質生物工学分野 田尻 彩楓(苫小牧高専 出身)