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ご挨拶

 長く続いたCOVID-19パンデミックの、沈静化の兆しがようやく見えてきたタイミングで、令和4年度文部科学省「大学の世界展開力強化事業~インド太平洋地域等との大学間交流形成支援~」に申請した本学のプログラムが採択されました。プログラム名は「マルチディメンジョン・キャンパスでのデュアルインターンシップを活用した国際協働学習プログラム」です。対面型交流、リモート型交流、及びバーチャル型交流を効果的に組み合わせたマルチディメンジョン・キャンパス(XC)を構築し、本学と英国及びインドの学生がいつでもどこからでも交流することができる環境を実現します。そして、先端技術に関連する教育、研究の交流を通じて実践的・創造的能力とSDGsに貢献する能力を高め、グローバルに活躍できる指導的技術者を養成することを目的としています。
 英国及びインドのパートナーとなる連携大学は、ヨーク大学とインド工科大学マドラス校です。両大学が研究開発に取り組んでいる次世代電気自動車と本学が得意とするDXものづくりを共通のテーマとして、XCにおいて相互に交流します。もちろん、これらのテーマ以外で交流することも可能です。XCでは、1回目は対面形式でインターンシップやワークショップを経験し、2回目以降は対面、リモート、バーチャルのいずれかの形式で交流して複数回のインターンシップ、すなわちデュアルインターンシップを行います。

高橋 修
長岡技術科学大学 副学長(国際連携・校友会担当)高橋 修


 英国、インドとの交流に興味のある学生、教職員の皆さんから積極的にこのプログラムに参加していただき、グローバル社会で活躍できるように自身のスキルアップを目指すとともに、COVID-19で低調にならざるを得なかった国際交流を、かつての勢い以上に活性化してほしいと思います。また、関連する企業の方々にもインターンシップや共同研究を通じてこのプログラムに関与し、学生の教育活動をサポートいただきたいと願っております。


大学の世界展開力強化事業とは

 大学の世界展開力強化事業は、国際的に活躍できるグローバル人材の育成と大学教育のグローバル展開力の強化を目指し、高等教育の質の保証を図りながら、日本人学生の海外留学と外国人学生の戦略的受入を行う事業対象国・地域の大学との国際教育連携の取組を支援することを目的として、文部科学省が平成23年度から実施している事業です。
 本学は、令和4年度の「インド太平洋地域等との大学間交流形成支援」の中で英国のヨーク大学及びインド工科大学マドラス校(IITM)との「マルチディメンジョン・キャンパスでのデュアルインターンシップを活用した国際協働学習プログラム」が採択されました。平成26年度、平成27年度に申請した事業に続き、3回目の採択となります。

お問い合わせ

大学戦略課 国際・高専連携戦略室 国際連携係
〒940-2188 新潟県長岡市上富岡町1603-1
電話:0258-47-9013 FAX:0258-47-9283

大学の世界展開力強化事業 インド太平洋地域等との大学間交流形成支援