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連携大学

ヨーク大学(英国)

 ヨーク大学は1963年に設置され、その研究レベルと教育の質に対する評価は国内外問わず非常に高く、英国内の大学ランキングでは常に上位20位以内にランクされ、イギリスの研究型大規模国立大学24校による構成団体であるRussell Groupの加盟校でもあります。国際的にも、Times Higher Education社のWorld University Rankings 2023では、139位にランキングされています。北ヨークシャー州ヨーク市の中心部から徒歩圏内の緑に囲まれた湖の周辺に位置する美しいキャンパスには、11のカレッジがあり、学部学生、大学院学生合わせて約22,000人の学生が在籍しています。ヨーク大学の学生全員は、カレッジシステムの一員となり、活気のあるヨークの街の文化的雰囲気とコミュニティーの感覚を経験できます。
 本学とは2010年7月に学術交流協定を締結し、以降、海外実務訓練での学生派遣をはじめとする学生交流、教員交流、共同研究、原著論文の共同執筆等を行っています。

ヨーク大学外観


ヨーク大学 廣畑先生からのメッセージ

 国際化が急速に進んでいる今日では、様々な環境下で実力を発揮できるような科学技術者が求められております。拙学ではスピントロニクス分野を中心として、英国での国際交流拠点を目指しており、年30人以上の方々をお迎えしてきました。なかでも10年以上にわたる主要な交流先である長岡技術科学大学との関係を、本事業を通じて、研究のみならず教育・事務交流などに深化させられることを非常に楽しみにしております。特にロボティクスや次世代通信などで相補的な関係の構築に期待しています。
 同時にインド工科大学マドラス校との3拠点での高度な教育環境を提供し、英国で最も歴史を感じられるヨークで即戦力となるような人材育成を目指します。安全で快適なキャンパスにおいて、必要に応じて日本語が使える海外に身を置くことで、新しい環境に挑戦し続ける胆力を養って欲しいです。微力ながら魅力的な本事業に参加できることを大変光栄に思います。

インド工科大学マドラス校(インド)

 インド工科大学マドラス校は1959年に科学文化省大臣により正式に認可され、インド国内に23校あるインド工科大学(IIT)のひとつであり、国家的な重要性を有した研究機関と位置づけられ、研究水準の高さは国際的にも認められています。学生総数は約10,000人以上であり、うち約70%が大学院学生です。
 本学とは2000年1月に学術交流協定を締結し、20年以上にわたり、共同研究の推進、学部4年生の海外実務訓練の実施等、活発な交流を行っており、2014~2018年度の大学の世界展開力強化事業(インドの大学との交流)「長期インターンシップ実績を活用した南インドとの共同実践的技術者教育プログラム」においては、期間中に計47人の日本人学生の派遣、計43人のインド人学生を受入れました。
IITMキャンパス内には、日本人コーディネーターを配置し、相互の学生及び研究者交流の推進、実務訓練生・インターンシップ生の受入・派遣の支援を行っております。

インド工科大学マドラス校外観


インド工科大学マドラス校 Gnanamoorthy先生からのメッセージ

 世界は、工学のさまざまな領域で持続可能な開発のために、アカデミアからの大きな研究貢献を期待しており、これは世界中の政策立案者から注目されています。世界の様々な地域の研究者は、将来の世代の幸福や繁栄のために、協力し合うことが重要です。
 インド工科大学マドラス校は、インド政府によるInstitution of Eminenceスキームの下、現在進められている新しい構想、戦略を通じて、国際協力活動を積極的に推進しています。持続可能なモビリティのための持続可能な材料と持続可能な製造という広い領域で研究を進める一つの研究センターの主任コーディネーターとして、本事業を通じて国際協力と共同研究に積極的な役割を果たすことができるのは、私の喜びでもあります。

お問い合わせ

大学戦略課 国際・高専連携戦略室 国際連携係
〒940-2188 新潟県長岡市上富岡町1603-1
電話:0258-47-9013 FAX:0258-47-9283

大学の世界展開力強化事業 インド太平洋地域等との大学間交流形成支援