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インド工科大学マドラス校(IITM)と共催で「持続可能な開発目標(SDGs)に向けた未来材料と創製に関する日印二国間会議」を開催しました。

更新日:2022年12月26日

インド工科大学マドラス校(IITM)と共催で「持続可能な開発目標(SDGs)に向けた未来材料と創製に関する日印二国間会議」を開催しました。
12月2日(金曜)、3日(土曜)の2日間、大学の世界展開力強化事業(インド太平洋地域等との大学間交流形成支援)の連携大学の一つであるインド工科大学マドラス校(IITM)との共催で「持続可能な開発目標(SDGs)に向けた未来材料と創製に関する日印二国間会議2022」と題するセミナーを開催しました。
本セミナーは、2018年7月、2020年3月に引き続き3回目の開催であり、今回は、外務省の2022年日本・南西アジア交流年インド70周年事業の一つとして開催されました。COVID-19の感染状況を踏まえ、チェンナイのIITMでの開催からオンラインでの開催に変更となりましたが、日本側24名、インド側58名の参加者があり、開会式では、Consul-General of Japan in ChennaiのSri Masayuki Taga氏からも本セミナーへの期待についてお話しいただきました。
本セミナーでは、低炭素化技術、モデルベース開発、ポストコロナ禍を見据えた、感染症などが生じても研究開発を継続的に実施するための未来型共同研究開発技術とそれらを支える材料・製造技術について討論し、SDGs達成のためのものつくり技術をインドで社会実装を進めるための具体的連携方策について議論しました。これにより、発達著しいインドの製造技術において、日本のものつくり技術とインドの誇るIT技術を統合した一気通貫型かつ環境負荷を低減した技術を早期に導入するための先導的研究拠点形成に資することができ、COVID-19の影響が未だ収まらない昨今においても、日印双方の若手研究者が国際共同研究を維持・推進するための絶好の機会となりました。
また、本セミナーの中で、本学とIITMの博士課程共同指導制度についても紹介があり、本年度もIITMの博士課程の学生が1名修了予定であることが紹介されました。IITMの博士課程学生で共同指導が可能な者について今後も議論することで合意しました。
次回は2024年を予定しており、現在進行中の大学の世界展開力強化事業における取組とともに、本セミナーの継続開催により、IITMとの交流が更に深化することが期待されます。

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