本学は、1月30日に燕市と包括的な連携に関する協定を締結しました。

　本学と燕市は、これまでに地域環境、小中企業連携支援などの分野において個々の単位で連携事業を実施してきましたが、このたびの協定では、組織的な連携の枠組みをつくり、連携窓口を設け、情報の共有や意思決定の迅速化を図り、より密接な連携の発展を願って包括的な連携協力に関する協定を締結する運びとなりました。この協定では双方の知的・人的・物的資源をより一層有効活用し、地域の持続的な発展に寄与することを目的に、市の産業振興の推進、地域や企業の課題解決、教育や地域振興を担う人材の育成、国際交流、学生の支援等に関し連携することとしています

　燕市役所で行った調印式では、新原晧一学長、鈴木市長が協定書を取り交わしました。鈴木市長は「このたびの協定締結により大学の知識、ノウハウを活用していける環境が整った。産業振興関連のみならず理科教育や英語教育を通じた人材育成など市の政策を推進するため、大学と相互に連携をとっていきたい。」と挨拶されました。新原学長は「これまで本学は、地域社会にとって機能を担うべく、地域貢献のための様々な活動を行ってきた。今回の協定締結を契機として、これまで以上に本学がもつ財産を積極的に還元し、燕地域が抱えている様々な課題を解決して今後グローバル化していくためにも、あらゆる面で連携を推進していきたい。」と述べました。

　なお、本学における県内自治体との包括連携協定締結は長岡市、小千谷市に続き今回が3例目となります。

協定書へのサイン風景

固い握手を行いました

挨拶を行う新原学長