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ベトナム・ハノイ工科大学で馳文部科学大臣をお迎えしました。

更新日:2016年5月24日

 平成28年5月3日(火曜)、空気が蒸れて汗を吹くほど暑いベトナムのハノイ工科大学で、馳浩文部科学大臣をお迎えしました。学長室に隣接する会議室で、ハノイ工科大学 Hoang Minh Son 学長、Huynh Quyet Thang 副学長、Mai Thanh Tung 先生、Huynh Trung Hai 先生、本学 三上喜貴理事・副学長、河原成元准教授(物質材料工学専攻)、京都大学の教員を含む17名で馳文部科学大臣ご一行を応接しました。
 Hoang Minh Son学長による歓迎の辞に続き、馳大臣からベトナム訪問の意義、日本政府の第5期科学技術基本計画の紹介、代表的な科学技術成果の紹介とその利用促進等が述べられました。

 次に、ハノイ工科大学-長岡技術科学大学の共同教育研究の成果を紹介するため、ハノイ工科大学ゴム科学技術センター(共同センター長:河原准教授およびPhan Trung Nghia 先生)の前を通ってD7棟へ移動しました。
 D7棟には、1階にハノイ工科大学-長岡技術科学大学の外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。JST-JICA SATREPSプロジェクト(代表:生物機能工学専攻 福田雅夫教授)で設置したNMR装置や力学試験機、2階にツイニング・プログラムの教室、4階にツイニング・プログラムのオフィスがあります。
 1階会議室入口で馳大臣にJST-JICA SATREPSプロジェクトの成果物であるタンパク質フリー天然ゴムと低タンパク質化天然ゴム手袋を披露し、ラテックスアレルギーの防止および医療用ゴム手袋製造への貢献等、プロジェクトの社会的重要な意義が説明されました。
 天然ゴムの精製工程や手袋製造工程等のジオラマおよび共同研究成果としてのポスターに囲まれた会議室に入室後、三上理事・副学長によるハノイ工科大学-長岡技術科学大学の共同教育研究の歴史、成果、将来展望と社会的意義の説明、実務訓練、ベトナム日本国際技学院(VJIIST)、技学テクノパーク等、学部レベルから大学院レベルの共同教育研究が紹介されました。
 次に、河原准教授およびPhan Trung Nghia 先生による、ハノイ工科大学ゴム科学技術センターの紹介、ミッションの説明およびこれまでの成果が報告されました。馳大臣は、終始笑顔で質問する等、ハノイ工科大学-長岡技術科学大学の共同教育研究に大変な興味を示しておられました。

 最後に、C10棟(ハノイ工科大学-京都大学)へ徒歩で移動する間、馳大臣はハノイ工科大学-長岡技術科学大学ツイニング・プログラムの学生にツイニング・プログラムへの意気込み、将来の夢、日本で何を学びたいか等を質問され、流暢に日本語を話すベトナム人学生に大いに驚いているご様子でした。20分という短い時間でしたが、馳大臣にはハノイ工科大学-長岡技術科学大学の共同教育研究の取組みを十分にご理解いただき、ご満足いただけたものと感じております。今後もハノイ工科大学との共同教育研究を深化して参ります。

関連リンク
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外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。ハノイ工科大学Webページ(英語)

馳文部科学大臣と大学関係者
馳大臣と大学関係者


馳大臣に研究成果物の説明をする河原准教授



三上理事による本学の取り組み紹介


ハノイ工科大学ゴム科学技術センターの説明

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