１１月２９日（水曜）、ダイバーシティ研究環境実現シンポジウム「ビッグデータが導く革新と可能性～経済産業省が推し進めるFem Techを活用することで私たちの日常はどのように変化するのか～」を開催しました。Fem Tech とは、FemaleとTechnologyを組み合わせた造語で、女性の健康課題をテクノロジーで解決する製品やサービスを指すものです。シンポジウムはハイブリッド形式によりオンラインと同大学のマルチメディアシステム棟 会議室で開催され、教職員、学生、一般市民、自治体、企業等の関係者など約200名が参加しました。

女性の健康情報サービス「ルナルナ」の開発・運営を行う「株式会社エムティーアイ」のコーポレート・サポート本部 本部長・日根麻綾氏が、ビッグデータを活用したアプリ開発秘話やFem Techの経済効果、女性の健康課題への理解の重要性等について講演を行い、講演後には教員や地元学生等から活発な質問が寄せられました。

講演後のアンケートでは、「Fem Techの課題や期待について大変よく理解できた」「自分は男性だが、周囲の女性のことを考えると、より一層の理解が必要と感じた」という声が寄せられるなど大いに有意義なシンポジウムとなりました。

今後も意識啓発の機会を設け、さらなるダイバーシティ推進に向けて大学全体で取り組んでいきます。

講演を行う日根氏　　

会場に集った参加者ら