教育方法開発センター

センター長 挨拶

教育方法開発センターは、学内共同教育研究施設として「学部及び大学院における教育方法改善に係る調査・研究、企画及び実践等を通じ技術者教育の総合的な推進を図ること」を目的として平成19年4月に設置されました。
センター規則で定められた業務(ミッション)は、以下の通りです。

  1. 授業や研究指導の改善を図るための組織的な活動(FD活動)
  2. 教育効果の測定法開発や効果の分析(教育基礎データの収集分析等)
  3. 共通教育と専門教育の連携
  4. その他、教育に関する中期目標の計画・推進

上記のミッションを受け、具体的には、以下に取り組んでいます。

  • 教員や教育スタッフの個々の教育改善につながる種々の研修や講演会を企画・実施すること
  • 学生による授業評価を実施し、その結果を分析して教員にフィードバックして更なる教育改善につなげること
  • 他機関等における先進的なFD活動を調査・情報収集し、本学の教育改善に資する情報を教員に提供すること

実践的、創造的能力を備え、指導的立場で活躍できる技術者を育成するという本学の理念に立脚し、これまで培ってきた独自の教育システムを維持しつつ、時代・社会の要請の変化に適応した新しい教育方法への挑戦と教員の教育スキルの向上を図り、社会イノベーションを先導的に実践できる人材を輩出し続ける大学として継続して努力を続けてまいります。

センター長 上村 靖司

センター事業一覧

  • 新任教員等FD研修会
  • 学生TA研修会
  • 授業スキルアップ研修会
  • 教育FD講演会
  • 国際交流他FD講演会
  • 公開授業・FDしゃべり場
  • FD先進校視察、SDGs教育推進
  • 授業アンケート
  • 技学教育フロンティア認定証授与式

授業アンケート

本センターでは、全学的FD活動の一環として、授業改善のための学生と担当教員のコミュニケーションツールとして「授業アンケート」を実施しています。
学生がそれぞれの授業(講義、演習、実験・実習)を履修する中で、その授業をどのように受け止めたかを答えてもらうことにより、授業の改善に役立てることを目的としています。
令和3年度からは、授業アンケートとその集計結果に対して教員がフィードバックする教員アンケートを、授業改善に役立てるだけでなく、優秀な講義の実施に努力する教員個人を評価し、他の教員が参考とする制度としても活用しています。(Excellent Lecture Award

技学教育マイスター制度

本学では、教員の職位に応じた研修を継続的・組織的に実施する「技学教育マイスター制度」を導入しています。
この制度は、「新採用教員(全職位)」、「准教授昇任時」、「教授昇任時」と技学教育のキャリアに応じたFD活動への参加を通して、「技学教育マイスター(熟練教職人)」を育成するためのプログラムです。

教員のキャリアに応じて技学教育フロンティアプログラムや技学教育シニアプログラムが設定され、技学教育マイスターの育成を目指します

この制度の第一歩して、本学における各種FD活動への参加をポイント制にして把握し、一定のポイントを獲得した新任教員を「技学教育フロンティア」として認定・表彰しています。
これにより、本学で行っている「FD講演会」、「公開授業・FDしゃべり場」、「授業スキルアップ研究会」などの各種FD活動への積極的な参加を促し、生涯を通じた教員のキャリア教育の導入として、本学のFD活動の活性化を目指しています。

担当教員

センター長

上村 靖司(教授・機械系)

副センター長

鈴木 常生(教授・量子原子力系)

センター員
  • 平沢 壮(准教授・電気電子情報系)
  • 中平 勝子(准教授・情報・経営システム系)
  • 大橋 智志(准教授・情報・経営システム系)
  • 高橋 由紀子(准教授・物質生物系)
  • 高橋 一義(准教授・環境社会基盤系)
  • 山田 昇(教授・技術科学イノベーション系)
  • 藤井 数馬(准教授・基盤共通教育系)
  • 山口 勇気(講師・基盤共通教育系)

お問い合わせ

教育方法開発センター/学務課学務係
〒940-2188 新潟県長岡市上富岡町1603-1
電話:0258-47-9112 FAX:0258-47-9050