量子・原子力統合工学分野

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持続可能な地球環境を目指す量子・原子力統合工学

現在、化石燃料による地球温暖化に関わるエネルギー問題や、SDGsに関わる環境問題、防災・長寿に対する社会ニーズがあります。本分野では、量子・原子力工学を基盤とし、核燃料・核融合・原子炉新技術を駆使したCO₂を排出しない次世代エネルギーをつくり、核燃料サイクル・廃炉・環境計測技術の高度化により、エネルギー使用に伴う環境負荷の低減を実現します。さらに放射線利用による治療・診断技術を発展させ、命を守る社会貢献を行います。

分野の特色

社会ニーズを原子力安全、量子放射線、原子力技術のアプローチで解決し、社会貢献する

原子力・システム安全の専門知識を習得し、次世代核エネルギーと加速器・放射線に関する知識を備えることができる原子力安全、原子力技術、量子・放射線を統合的に学びます。国際通用性を持つ高度な技術能力を身につけ、社会・地域の発展と問題解決に意欲を持って、社会に貢献できるような実践的・創造的能力を備えた、国際的に活躍できる指導的技術者・研究者、社会の持続的発展に貢献できる人材の育成を目指しています。

育成する人物像

原子力・システム安全の専門知識を身につけた、次世代核エネルギーと加速器・放射線に関する基礎知識を持つ社会・地域の発展と問題解決能力のある指導的技術者を目指します。

機械工学、電気工学、材料工学、環境社会工学等の基礎の上に量子・原子力統合工学の専門技術者

研究室一覧

  • 放射化学研究室
  • プラズマ力学研究室
  • 加速器応用・新材料設計研究室
  • 放射能環境動態工学研究室
  • 原子力社会工学研究室
  • 原子力システム工学研究室
  • 水文・気象研究室
  • パルスパワー研究室
  • 高出力レーザー開発・応用工学研究室
  • 高出力放射線工学研究室