令和2年度 技学イノベーション機器共用ネットワーク中間成果報告会

location_onTV会議(zoom)

7月16日(木曜)に中間成果報告会を開催し、90名超の方々に参加いただきました。なお、感染症拡大防止の観点から全てのプログラムをTV会議(zoom)にて行いました。

東信彦学長による開会挨拶の後、文部科学省の黒川典俊科学技術・学術政策局研究開発基盤課長補佐、国立高等専門学校機構の井上光輝理事より来賓挨拶が行われました。その後、鎌土重晴理事・副学長より本事業についての説明が行われました。

実施機関の長岡・豊橋両技科大、鶴岡・長岡・群馬・富山高専、ならびに協力機関の北越コーポレーション株式会社から本事業の実証実験の報告が行われました。長岡技科大ではzoomやMicrosoft Teamsを利用した完全遠隔操作のデモンストレーションも行いました。

同じくSHARE事業に採択された「阪奈機器共用ネットワーク」の紹介と実施状況につきまして奈良高専よりお話しいただきました。

また、来賓の文部科学省ならびに国立高等専門学校機構の方々を交えて「機器共用化の問題点と解決策について」と題したパネルディスカッションを行いました。遠隔利用時のインターネットセキュリティや通信速度の問題の他、新型コロナの影響で来日できずにいる留学生の研究停滞のため、事業の海外展開についても今後の課題として議論されました。

本学の遠隔使用の取り組みは文科省からも高く評価され、先導的な取組として紹介いただいております。今後も常に未踏領域に挑戦する気持ちで取り組んで参ります。参画機関や今後さらに参画を希望される機関に対しても受け入れ体制を整えていこうと考えております。

中間成果報告会の様子1

中間成果報告会の様子2

中間成果報告会の様子3

令和2年度技学イノベーション機器共用ネットワーク 中間成果報告会プログラム