令和3年度 情報・経営システム工学専攻の実施状況
実施状況
テーマ
情報・経営システム工学専攻における数理・データサイエンス人材育成強化:令和4年度の改組に向けて
実施期間
令和3年7月31日(土曜)10時00分~16時00分
実施場所
Zoomオンライン、マルチメディアシステムセンタ
参加者数
高専教員17人、本学教員9人、計26人
目的
数理・データサイエンス人材育成強化に立脚した次年度以降の改組にかかる高専への情報提供、および教育・研究に関する交流をはかる。
内容
午前セッションでは、学長による改組方針の詳細な説明、情報・経営システム工学専攻長の挨拶のあと、参加高専教員・本専攻教員紹介、及び専攻主任による課程専攻の紹介、本専攻の3講座(ヒューマン情報学講座・経営システム講座・ソーシャル情報学講座)担当教員による講座紹介を行なった。
午後は、遠隔参加者・現地参加者(本学教員)を混ぜて記念撮影を行い、その後、午前の話を受ける形で、当該専攻内における改組カリキュラム方針についての説明が行われた。その際、これまでに本学で実施されてきたVOS/スーパーVOS特待生の仕組みの継続、教員免許取得の今後についての質問があった。高専側からの要望としては、たとえ出口についての需要は少なくとも、学生の可能性を増やすために教員免許取得は継続して行えると嬉しいという主旨の発言があった。
ここまでの全体説明・意見交換を踏まえ、講座に分かれてのより密な意見交換が行われた。その中では、数理データサイエンス教育に関するお互いの実施状況についての意見交換、基礎教育の重要性、高専ー技大連携の必要性、高専教員との交流としての高専交流人事・共同研究についての具体例、アントレプレナーシップ育成としての経営分野への期待、入学後の当該専攻教育体制など幅広い意見交換が行われた。各高専でも情報、経営の教育の必要性は高く、高専と長岡技大のより一層の連携の重要性が確認、共有された。最後に、研究室ごとに分かれ、高専教員が自由に興味ある研究室教員の小部屋へ直接向かって一対一で話すことにより、共同研究や教育の実際についてのより深い議論がなされた。
今回の集会を通じて、以下の成果が得られた。(1)本専攻の改組状況を高専に直接に説明し、定員確保に向け大きく前進できた。(2)高専と技大の教員同士が相互理解を深め、協力関係を強化することができた。(3)高専と技大における数理・データサイエンス教育の重要性、連携の必要性を再確認できた。(4)数理・データサイエンスの重要性が増す中、高専卒業生の進学先として、経営も勉強できる、情報・経営システム工学課程・専攻が必要不可欠であることが再確認できた。
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