令和6年度 環境社会基盤系の実施状況
実施状況
テーマ
技科大開学50周年を節目とした高専・技科大からのソーシャルインパクトの展開ー地域間及び国際間連携教育・研究を視野にー
実施期間
令和6年8月19日(月曜)9時00分~15時45分
実施場所
長岡技術科学大学機械建設等会議室
参加者数
本学教員22人、高専教員19人、その他(技術職員、豊橋教員)19人 計60人
目的
本交流集会を通じて、教育研究・国際連携・産学地域連携等を通じたソーシャルインパクトの展開について、高専と両技科大との情報共有、意見交換を行うため
内容
本交流集会では、豊橋と長岡の両技科大から基調講演2件、また各セッションで一般講演計10件が行われた。
基調講演では、本学の高橋修副学長(国際連携・校友会担当)が「高専・技科大に求められているソーシャルインパクトは何か?」、豊橋技科大の中澤祥二学長特別補佐(社会連携、地域共創担当 担当)が「豊橋技術科学大学における国際連携、教育、研究の展開」の演題で講演いただいた。
一般講演では、両技科大からの4件(山口隆司教授「高専と連携する地域丸ごとプロデュースと高専オープンイノベーション KOI Challenge from Africa 第2フェーズ」、島崎康弘准教授「建築空間の快適と環境配慮の両立を目指して~インドネシア・マレーシアでの試行~」、細山田得三教授「防災をキーワードとした教育研究組織改革の試み」、坪井志朗助教「地元住民が参加したシャレットワークショップについて」)の講演があった。
参加高専からは、石川高専(新保泰輝准教授「石川高専の地震災害復興と未来に繋がるデジタル×専門教育による高度情報人材育成」)、岐阜高専(井向日向助教「コンクリート工学を中心とした岐阜高専での教育・研究・地域連携」)、鹿児島高専(池田匠児助教「Black Soldier Fly(BSF)を活用した地域バイオマスの新規堆肥化技術の開発」)、熊本高専(岩坪要教授「進化する熊本高専・建築社会デザイン工学科」)、香川高専(宮崎耕輔教授 「子どもの移動自由性について」)、神戸市立高専(高科豊教授「International Education and Research Trainings Report 2024 in the University of Hawaii at Manoa & Hilo」)よりご講演いただいた。
さらに、その他参加高専(苫小牧高専、仙台高専、福井高専、大島商船高専、函館高専、鶴岡高専、福島高専、木更津高専、徳山高専、大分高専、長岡高専)の教員から、高専での教育研究の現状について近況報告いただき、予定時間を超過する活発かつ充実した意見交換が行われた。
以上により、本交流集会の実施によって、教育研究・国際連携・産学地域連携等を通じたソーシャルインパクトの展開について、高専と両技科大との情報共有、意見交換を行うことができ、環境社会基盤、建築分野における両技大と高専と連携した教育研究の重要性が再確認された。
お問い合わせ
大学戦略課 国際・高専連携戦略室 高専連携係
〒940-2188 新潟県長岡市上富岡町1603-1
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