渡利高大准教授が公益社団法人 土木学会 環境工学研究フォーラム論文奨励賞を受賞しました
2025.02.19
環境社会基盤系 渡利高大准教授と長岡高専、岐阜高専、金沢大学との共同研究が、公益社団法人 土木学会 環境工学研究フォーラム 論文奨励賞を受賞しました。受賞の対象となった論文は「多重染色FISH法によるシングルセルレベルでのComammox細菌の同定」です。論文奨励賞は、若手研究者の萌芽的研究に授与されるもので、大変名誉のある賞になります。表彰式は第62回環境工学研究フォーラム(令和7年12月3日~12月5日に宮崎市民プラザ(宮崎県宮崎市)にて開催予定です。
【受賞内容の概要】
本研究は、窒素除去に関わる新規微生物として世界的に注目を浴びるComammox細菌をrRNAとamoA遺伝子を用いて精度良く検出できる技術を世界ではじめて構築しました。この研究を土木学会環境工学研究フォーラムの査読論文セッションに投稿し、採択後はフォーラムにて口頭発表も行いました。この発表が審査員の高い評価につながり、今回の受賞となりました。
山田 灯乃助, 川上 周司, 渡利 高大, 松浦 哲久, 角野 晴彦, 多重染色FISH法によるシングルセルレベルでのComammox細菌の同定, 土木学会論文集, Vol.80(25), 24-25041, 2024.
