唐伯明重慶交通大学前学長に名誉博士称号を授与しました

2025年3月30日(日曜)に、中国・重慶交通大学において、重慶交通大学の前学長である唐伯明氏に名誉博士称号を授与しました。

唐伯明氏は、1995年から1999年までの4年間、本学の助教授として教育研究活動に携わりました。帰国後、2004年に重慶交通大学の学長に就任し、約20年の長きにわたり、学長として大学運営に尽力されて、重慶交通大学の規模拡大と地位向上を実現させました。重慶交通大学は1951年に創設され、学生数は約31,000人、教職員数は約2,200人の総合大学で、中国のトップ10%大学にも採択されています。

本学と重慶交通大学は、唐氏の学長就任後、2008年に学術交流協定を締結し、以後、教員交流、共同研究の実施、ワークショップの開催、学生の受入等、活発な交流を行っております。これらの学術交流に多大な貢献をされた功績に対し、唐氏に名誉博士称号が授与されることとなりました。

称号授与の当日は、本学の髙橋修副学長、陸旻皎教授、佐野可寸志教授、加藤哲平講師が現地を訪問し、唐氏への名誉博士称号授与のほか、環境社会基盤系の研究内容の紹介、学術交流に関する打合せ、宮輝書記との懇談等を行いました。

本学は、現在、重慶交通大学を含め中国の6大学と学術交流協定を締結していますが、今後も中国の大学との連携をさらに促進し、交流を深めてまいります。

  • 名誉博士称号授与(左が唐伯明氏)
  • 本学の研究紹介(髙橋副学長)
  • 本学の研究紹介(加藤講師)
  • 宮輝書記との懇談(集合写真)