倉橋貴彦教授が日本シミュレーション学会ベストオーサー賞を受賞しました
2025.04.25
機械系 倉橋貴彦教授が、日本シミュレーション学会ベストオーサー賞を受賞しました。受賞の対象となった論文は「打撃非破壊検査に対する機械学習の適用」です。ベストオーサー賞は、『シミュレーション』に掲載された記事・論文で特に優れた著作に贈られます。
【受賞内容の概要】
本論文では、打撃応答波形を用いた機械学習に基づくコンクリート内の3次元欠陥形態を同定解析において、機械学習において用いるデータセットの前処理法を提案し、欠陥形態同定の高精度化を実現しています。現在,日本には約73万の橋梁が存在し,2040年にはそのうちの7割以上が築後50年を超えると報告されていることもあり、従来の点検法に変わり、次世代のインフラ点検技術として利用されることを期待しています。
