ホーチミン市工科大学を表敬訪問し国際交流活動を行いました

2025年4月18日(金曜)に、ホーチミン市工科大学を表敬訪問しました。ホーチミン市工科大学と本学は20年以上にわたり学生交流を推進し、共に学生の育成に取り組んでいます。特に2006年度からは「日本語ができる指導的技術者の養成」を目的に両大学間でツイニング・プログラム(TP)を開始し、2024年度までに合計122名のプログラム卒業生を輩出しています。ホーチミン市工科大学からはPham Tran Vu副学長、Dang Dang Tung OISP(Office for International Study Program)所長をはじめ、学科長など9名が出席し、本学からは鎌土学長、リー飯塚尚子特別学長補佐、佐々木徹学長補佐、眞田TP部会長、土居TP副部会長、玉山TP副部会長の6名が出席しました。本表敬訪問を通じて、これまでの両大学の国際交流における取り組みを再確認するとともに、将来の両大学のさらなる国際交流の活性化にむけたビジョンを共有しました。これらを通じて、引き続き両大学が国際連携を通じて、さらなる国際交流の深化を目指すことで合意しました。 

また、419日(土曜)には、ホーチミン市工科大学で開催されたOpen Day(ホーチミン市工科大学を経由して留学を目指す高校生に向けた大学説明会)に参加しました。ホーチミン市工科大学入学希望者やその保護者との対話を通じて、ツイニング・プログラムをはじめとする本学の教育の特色や学びの魅力を直接伝える、貴重な機会となりました。参加者からは、日本での留学や将来のキャリアに関する多くの質問が寄せられ、本学への関心の高さがうかがえました。

さらに、この訪問期間中には、ホーチミン市に拠点を置く企業や団体を訪問し、国際産学連携の可能性について意見交換を行いました。地域の産業構造や技術ニーズに関する具体的な情報とともにこれまでの本学のホーチミン地域における取り組みについて情報共有を行いました。これらを通じて、今後のホーチミン地域での国際産学連携の活性化に向けた糸口を探る有意義な機会となったとともに、さらなる発展に向けた協力関係の基礎を固めることができました。

本訪問を通じて、学生交流、教育連携、産学連携のつながりを改めて確認し、今後のさらなる発展に向けた礎を築くことができました。

鎌土学長とPham Tran Vu副学長の記念品交換の様子
集合写真
Open Dayの様子