J-PEAKSキックオフシンポジウムを開催しました
2025.07.10
本学は、文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(通称J-PEAKS)」に採択されたことを受け、ホテルニューオータニ長岡NCホールおよびZoomウェビナーにて、令和7年7月4日(金曜)にキックオフシンポジウムを開催しました。
本学では、本事業により、社会のサスティナビリティと大学のサスティナビリティを共に進める世界トップレベルの「ソーシャルインパクト創出型のSX研究大学」を目指すこととしており、シンポジウムでは、開会挨拶で鎌土重晴学長より、本事業への期待と構想の実現に向けた抱負が述べられました。続く来賓挨拶では、長岡市の磯田達伸市長、日本学術振興会の杉野剛理事長、文部科学省の井上諭一科学技術・学術政策局長及び日本銀行新潟支店の平形尚久支店長より、本学に対する期待や、激励の言葉が贈られました。その後、中山忠親特命副学長より、事業概要の説明があり、本事業のビジョンや、具体的な計画について共有されました。
基調講演では、国際協力機構の中村俊之理事長特別補佐より、「アフリカにおける社会変革と長岡技術科学大学への期待~グローバルサウスとの共創社会を目指して~」と題してご講演いただき、様々な課題解決の実証の場であるアフリカ等における本学の取り組みについて、大きな期待が寄せられました。
閉会挨拶では、本学武田雅敏理事・副学長より、本事業の推進に向けた今後のステークホルダーとの連携への期待が述べられ、盛況のうちに幕を閉じました。
本キックオフシンポジウムには、約380名(現地約240名、オンライン約140名)と、多くの方々にご参加いただき、本事業への期待とともに、今後の具体的な取り組みへの関心が多く寄せられました。



本事業を通して、地域課題の解決と日本の研究力を牽引する研究大学群の一員として、地域・社会に更なる貢献ができるよう、取り組みを推進してまいります。