多文化共修科目のトライアル講義を行いました

本学が採択された文部科学省の「大学の国際化によるソーシャルインパクト創出支援事業(ソーシャルインパクト創出のための多文化共修キャンパス形成支援事業)」では、日本人学生と留学生がそれぞれの文化的多様性を活かし共に学修することを「多文化共修」と位置付け、これらの共修科目や科目群・コース等の開発・実施・普及を推進しています。

この度、本学では多文化共修科目の開講に先立ち、6月19日(木曜)と6月30日(月曜)に海外より講師を招いて、すべて英語による講義を行いました。

留学生と日本人学生が共修するクラスで、受講生たちはお互いに助け合いながら、グループワーク等に取り組みました。限られた時間ではありましたが、受講生からは「もっとディスカッションしたかった」、「課題や意見交換を通して視野が広がった」、「ディスカッションで英語を使う練習ができ、コミュニケーション能力と異文化理解の両方を高める貴重な経験となった」等の感想が寄せられ、多くの刺激と学びのある講義となりました。

本学では、多文化共修を通じて、日本のみならず海外の地域課題を理解し、互いの文化や考え方の違いについて認識を深める教育を進めてまいります。これにより、日本人学生は社会や国に対する意識を高め、他国を理解し多様性を受け入れる態度を養うとともに、留学生が日本社会への理解を深め、自国の課題を再認識することを目指してまいります。

マレーシア人講師によるトライアル講義
ベトナム人講師によるトライアル講義