横田和哉 助教が日本機械学会 環境工学部門 優秀講演論文表彰を受賞しました
2025.07.24
機械系 横田和哉 助教が、日本機械学会 環境工学部門 優秀講演論文表彰を受賞しました。受賞の対象となった論文は「Physics-informed Neural Networksを用いた熱伝導解析技術の開発」です。本賞は、日本機械学会 環境工学部門主催の研究発表会において、優秀と認められた講演論文に対し贈られます。授賞式は7月20日に日本機械学会 第35回環境工学総合シンポジウム(北見工業大学)において行われ、横田助教にとって本賞は2年連続の受賞となりました。
【受賞内容の概要】
本研究は、次世代の数値シミュレーション技術として注目される、物理法則に基づくニューラルネットワーク(Physics-informed Neural Networks, PINNs)を用いた伝熱解析手法の開発に関する研究です。本論文では、熱伝導方程式に基づきニューラルネットワークを設計することで、高い精度で伝熱解析が可能であることを示しました。本成果はヒートシンクの最適設計など、熱工学に関する様々な逆問題への新しいアプローチとして発展が期待されます。
