本学SDGsプロモーターが一関高専の授業「科学技術英語」を支援しました

2025年5月から6月にかけて、本学の学生組織「SDGsプロモーター」が、一関工業高等専門学校の専攻科2年生必修科目「科学技術英語」を支援しました。本取り組みは、英語を通じて国際的な課題解決に挑む力を育成することを目的として企画され、オンライン形式で実施されました。

授業では、受講生がSDGsの視点から各国・地域の課題を検討し、英語によるディスカッションやグループワークを行いました。SDGsプロモーターは、海外の現状を紹介したり、課題解決に向けた意見交換をサポートしたりするなど、学生の学びを後押ししました。Slackなどのオンラインコミュニケーションツールも活用され、授業期間中は国際的な交流が継続的に行われました。

6月27日(金曜)に開催された最終発表会はハイブリッド形式で実施され、学生グループが英語によるプレゼンテーションを行いました。優秀グループからは、工学的知識を活かした実践的なアイデアが発表され、SDGsの課題解決に向けた多様な可能性が示されました。発表後には研究室見学や文化交流も行われ、技術と文化の両面から交流を深める貴重な機会となりました。

今回の取り組みを通じて、高専の学生からは「英語での発表は緊張したが自信につながった」「海外の問題を身近に考えるきっかけになった」といった声が寄せられました。SDGsプロモーターにとっても、高専の学生と協働しながら課題解決を考えることは大きな学びとなり、相互に刺激を受ける場となりました。

本学は今後も、海外への関心を高める学びの場を提供するとともに、学生の活動を積極的にサポートし、多様な価値観や経験を持つ人々とのパートナーシップを通じて、持続可能な社会の実現に貢献する教育活動を推進してまいります。

オンライン授業の様子
オンライン授業の様子(1)
オンライン授業の様子
オンライン授業の様子(2)