海外大学の学生と多文化共修に係るトライアル講義を実施しました

10月7日(火曜)、オンラインにて、本学、マレーシア工科大学、ホーチミン市工科大学の3大学の学生が参加する多文化共修に係るトライアル講義を行いました。当日はマレーシア工科大学より講師を招き、「Mental Health Matters - Global Voices, Local Struggles」をテーマとし、講義、グループディスカッション、プレゼンテーションをすべて英語で実施しました。2時間程度にわたる授業を通じて、参加学生はメンタルヘルスに関するグローバルな視点と地域課題について深く議論を交わしました。

この取り組みは、本学が採択された文部科学省「ソーシャルインパクト創出のための多文化共修キャンパス形成支援事業」の主な取り組みである多文化共修の一環として実施されました。これまで本学では一部の既存科目において、在籍する留学生との共修講義が開講されていますが、今回初めて海外大学の学生との共修を実施しました。

この度、参加した本学学生にとって、コミュニケーションツールとしての英語の大切さを再認識し、また、言語や文化の相違から生じる困難に直面しながらも、海外大学の学生との共修を通じて、新たな視点や気づきを得られる貴重な経験となりました。アンケートでは、回答した学生全員が、このような機会があれば、また参加したいと答えています。

本学は、本事業を通じて、他国を理解し多様性を受け入れる態度を養うとともに、自国の理解も深めながら課題解決に取り組む人材を育成してまいります。

トライアル講義の様子
トライアル講義の様子
集合写真
集合写真