第2回多文化共修講演会を行いました

10月27日(月曜)、新潟大学工学部の上田和孝准教授をお招きし、「国際対応力を育む産学連携国際PBL:新潟大学工学部G-DORMの実践事例」についてご講演いただきました。

本学では、文部科学省採択事業「大学の国際化によるソーシャルインパクト創出支援事業」(事業構想名称:「ものづくりと地域社会に変容をもたらすグローバル技学共修教育モデル構築とR&D人材育成」)に基づき、多文化共修科目の充実を図り、海外留学しなくともグローバルマインドを育むことができるグローバルキャンパスの実現を目指しています。

講演では、上田准教授が中心となり新潟大学で展開されている、学年・専攻・国籍を超えた課題解決型教育プログラム「G-DORM」の取組についてご紹介いただきました。これまでの経緯や新型コロナウイルス感染症禍での対応、今後の展開に加え、プログラムを受講した学生の成長や海外大学との共修による効果についてもお話いただきました。

さらに、海外大学との連携手法や評価方法、企業との協働など実例も多く、多文化共修を推進する本学の教職員にとって大変参考になる内容でした。質疑応答も活発に行われ、有意義な学びの機会となりました。

今回の講演会での学びを参考に、グローバルキャンパス実現に向けて、多文化共修科目を通じ、社会人基礎力や国際感覚を持ったグローバルR&D人材の育成を進めてまいります。

新潟大学 上田准教授による講演
新潟大学上田准教授による講演
会場の様子
会場の様子