国際会議「10th STI-Gigaku 2025」を開催しました

11月11日(火曜)、12日(水曜)に国際会議「10th STI-Gigaku 2025」を開催しました。

STI-Gigakuは、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け、本学や国内外の大学、高専、企業・研究機関等が連携して実施した教育研究成果を発信・共有し、グローバルな社会課題を解決する方法について議論することを目的に、本学学生が中心となって企画・運営する国際会議です。

10回目の開催となった「10th STI-Gigaku 2025」は、市民交流の拠点であるアオーレ長岡と長岡技術科学大学を会場とし、開催しました。2日間で国内外の大学、高専、企業等から約400名の方々にご参加いただき、SDGs達成に向けた機運を高めることができました。

今年度のプレナリーセッションはSDGs講演会と共同で開催し、国内外より多彩な講演者を迎え、グローバルな視点でSDGsの取組を再考し、議論を深めました。
リサーチプレゼンテーションでは、SDGsの解決につながる活動や、本学と高専との共同研究の成果について、それぞれの発表者がターゲットとするSDGs番号を示し、英語で発表を行いました。その結果、活発な意見交換や実りある交流が促進されたほか、高専生に国際会議での研究発表の雰囲気に触れる機会を提供することができました。優秀発表に対しては、特別協賛企業名を冠した「住友理工賞(Sumitomo Riko Company Limited Award)」、「三機工業賞(Sanki Engineering Award)」、「さわかみ投信賞(Sawakami Asset Management Award)」がそれぞれ5件、また「優秀発表賞(Best Research Presentation Award)」が12件、厳正な審査のもと贈られました。

12日(水曜)には、高専生を対象としたラボツアーが行われ、高専生にとって本学の研究室を実際に見ることのできる貴重な機会となりました。

ご協賛・ご協力いただいた企業の皆様や、本会議にご支援・ご参加いただいた皆様のお力添えにより、大盛況の内に閉幕することができましたことを深く御礼申し上げます。

今後も本国際会議を継続して開催し、「ビヨンドSDGs」も視野に入れ、未来を担う人材のネットワーキングの促進、およびアカデミック・ソーシャルインパクト形成のための研究・取組を積極的に推進してまいります。

  • 全体集合写真
  • 基調講演集合写真
  • リサーチプレゼンテーションの様子
  • 表彰式の様子