令和6年度地域防災実践研究推進協議会を開催しました

12月3日(火曜)に令和6年度地域防災実践研究推進協議会を開催しました。

同推進協議会は、地域防災実践研究センターの活動を推進するため、連携する学外機関の関係者と連携の強化・協力等について協議する場として開催しています。

3回目の開催となった今回は、地域防災実践研究センターと連携する参画機関7機関から参加いただき、同センターの防災・減災に関する取組や活動の成果について報告するとともに、各参画機関から産学官連携に期待することについて意見交換しました。本センターからは、10月に実施した「ブラックアウト作戦」の結果と、「雪と倒木のデータプラットフォーム」の準備状況を説明し、北陸地方整備局様からは、能登半島地震での活動について報告いただきました。

参加者からは災害が起こった時の対応には人手不足の課題があることが提起され、有事の際には総合力が試され、普段から人と人との接点を増やしていくことが重要であるなどの意見が出されました。
また、今冬は日本海の水温が高く寒気が流れると豪雪になりやすいこと、これまでにない自然現象にも取り組んでいかないといけないなどのコメントもありました。

試行しているデータプラットフォームは雪害だけでなく台風にも活用していくものとなっており、有事の際には情報を共有することにより、関係機関が連携し効率的な復旧対応を行うことで、人員不足の課題にも取り組んで行ければと考えます。

地域防災実践研究センターでは、引き続き産学官で連携し、防災・減災に関する研究成果の社会実装を進めてまいります。

三浦センター長 開会挨拶
意見交換会の様子