「ぼうさいこくたい2025in新潟」および「にいがた防災産業展」に出展しました
2025.09.11
2025年9月6日(土曜)・7日(日曜)の2日間にわたり、新潟市朱鷺メッセで開催された「防災推進国民大会(通称:ぼうさいこくたい)2025」及び「にいがた防災産業展」に、関連企業・団体等のご協力のもと、本学からも多数出展しました。両日とも多くの来場者が本学関連ブースを訪れ、盛況のうちに終了しました。
ぼうさいこくたい2025
「ぼうさいこくたい」は、内閣府等が主催し、産官学民が日頃の防災活動を全国規模で発表・交流する日本最大級の防災イベントです。10回目の節目を迎える今回は、「語り合い・支え合い-新潟からオールジャパンで進める防災・減災-」をテーマに新潟市で開催されました。
本学は、雪と倒木のデータプラットフォーム、電動アシスト運搬車及び通電火災を防ぐための新型コンセントシステム、夏の熱中症対策に役立つ可搬型雪冷房システム「雪風君BIG」など、多岐にわたる研究成果を多数展示するとともに、参加者自身が主体的に防災を学ぶ「防災ワクチン『一枚の写真』」ワークショップも実施しました。
にいがた防災産業展
新潟県が主催する防災関連のBtoB展示会である「にいがた防災産業展」は、ぼうさいこくたいの併催イベントとして、最先端技術や知見を共有する場の創出を目的として開催されました。
本イベントにおいては、企業との共同研究の成果である「低圧・大量ガス貯蔵システム」や「ウォーターチェンジャー®」の展示のほか、介護施設などの要配慮者利用施設に向けた「リモート避難訓練システム」や、ウォーターチェンジャー®を活用し災害時の手洗い水不足を解決する「トイレカー」など、多岐にわたる社会実装型の研究成果を幅広く紹介しました。
「ぼうさいこくたい」及び「にいがた防災産業展」の本学関連の展示には、多くの方が来場され、将来の防災・減災産業に本学が貢献できる可能性を示す貴重な場となりました。来場者からは「普段意識しない防災が身近に感じられた」とのお声や、防災技術の進化に驚きの声が聞かれ、本学の活動が新たな気づきと学びの機会を提供できたことを実感しました。
坂井大臣・花角知事・中原市長が視察
坂井学内閣府特命担当大臣(防災、海洋政策)と花角英世新潟県知事、中原八一新潟市長が長岡技術科学大学関連の展示「トイレカー」と「雪風君BIG」を視察。本学の吉澤客員教授と地域防災実践研究センター 上村副センター長の説明のもと、15分ほど意見交換が行われました。
トイレカーに関しては、長岡技術科学大学と東京電力ホールディングス㈱による共同研究の成果である「ウォーターチェンジャー®」を活用した水再生シンクが搭載されており、快適さと衛生面及びその仕組みに強く関心をお持ちいただきました。
雪風君BIGに関しては、本学の技術による雪冷房を坂井大臣、花角知事、中原市長が直接体験され、雪の利活用に大きな期待を寄せられました。


