令和7年度地域防災実践研究推進協議会を開催しました
2025.12.05
11月26日(水曜)に令和7年度地域防災実践研究推進協議会を開催しました。 同推進協議会は、地域防災実践研究センターの活動を推進するため、連携する学外機関の関係者と連携の強化・協力等について協議する場として開催しています。
4回目の開催となった今回は、地域防災実践研究センターと連携する参画機関9機関から参加いただきました。
はじめに本センターの活動について説明し、本年3月の外部評価委員会において「研究開発」「社会実装・商品化」「社会連携」などで高い総合評価をいただいたことを報告するとともに、「ぼうさいこくたい2025」や「大阪・関西万博」などの大型イベントで研究成果を発信したこと、さらにBSN新潟放送との協定によりテレビや新聞での掲載が増え、社会的な発信力が一層高まったことを紹介しました。
続いて、参画機関からは、新潟県様より「ぼうさいこくたい2025」の成果、中越防災安全推進機構様より「設立20周年の歩み」、NTT東日本様より「強靭化共創活動」、さらに本センターからは「雪と倒木のデータプラットフォーム(DPF)」の取組について紹介がありました。
これらの話題提供を受け、参画機関からは住民の意識啓発や災害時の情報共有の重要性に加え、平常時からの連携や教育活動の積み重ねが防災力の向上に寄与する可能性があること、また大学・行政・企業・地域団体がそれぞれの強みを持ち寄ることで限られた資源を補い合える点など、今後の課題や期待が共有される有意義な場となりました。
地域防災実践研究センターでは、引き続き産学官で連携し、防災・減災に関する研究成果の社会実装を進めてまいります。

