異分野チーム編成融合型グローバルリーダー養成コース 概要
概要
本事業は、産学協働・異分野チーム編成融合型教育によって国際的に活躍できる教育・研究力と指導力を兼ね備えたグローバルリーダーになり得る実践型博士の養成を目的としている。本コースは、本学の豊富な実践教育の実績に基づいた全専攻を対象とする次世代大学院教育の具現化を特徴とする修士-博士後期課程一貫コースである。具体的には、本コースでは産学協働教育、環太平洋地域における学術交流協定機関等との連携による国際双方向型大学院教育、価値観や視点が異なる異分野間の協働融合型教育に重点を置き、自らの自主研究課題提起・設計に基づく異分野融合型基礎研究プロジェクトや異分野融合型リサーチインターンシップを通じた実践力、複眼的思考、幅広い応用力や統合力など従来の大学院教育に欠けていた能力の体得を実質化し、新たな教育効果の創出を行う。
これまでの教育活動
履修プロセス
異分野チーム編成融合型グローバルリーダー養成コースの特色
高度専門的還元力養成に偏重しがちな我が国の大学院教育の学術・技術者養成の致命的欠陥を矯正し、幅広い分野への適応能力、応用力や柔軟な創造力をもつ、高度指導的研究者の醸成や新しい価値や知と技の創造、異分野の幅広い知識の融合と実践は、今後のグローバル社会において緊急重要課題である。そのためには、真に実効ある解決や力量ある方策を打ち立てる事が必要である。
本事業では、本学の開学以来の「実践的・創造的指導的技術者・研究者養成」に関する長年の豊富な実績と経験、及び3Gマインドプログラムでの顕著な実績を基にして、「産業と大学」、「異なる学術・技術分野間」、「外国と日本」、という異なる文化・文明や異分野の協働と融合を、今までにない新たな活力の源として位置づけ、積極的に活用する、という独創的発想と力量に富んだ提案である。その実効性や波及効果は大きく、我が国の従来の大学院教育の革新的改革の推進に、大きな役割を果たすものと大いに期待され、速やかな施行の必要性や緊急性は極めて高い。
実現性と期待される効果
- 異分野の大学院生によって構成されるチーム主導で研究を企画・推進し、指導教員、副指導教員は研究の方向性、実施について全面的なメンタリングを行うことにより、高い専門性に加えて自ずと広い視野に立って実践力を高め、主体的・先導的に研究を進めることが可能となる。
- 研究者教育の早期から異分野融合教育を行うことで柔軟な発想を持ち、複眼的思考力を兼ね備えたグローバル社会に対応できる実践型博士研究者を養成できる。
- 博士後期課程のチームが修士課程のチームに対して教育支援を行うことによって、教育力、自立力、創造力を涵養できる。
- 産学協働型教育では、社会の要請を取り入れた教育を行うと共に、異分野融合型リサーチインターンシップなどを通じて大学としての基礎研究の成果・高度な専門性を社会に発信し、一方、産業から社会のニーズや実践性を吸収することによる双方向の効果が得られる。
- 国際双方向型大学院教育によっては、大学院教育のグローバル化に対応し、環太平洋地域の研究資源・研究課題の発掘、環太平洋(主にアジア)地域で活躍できる優秀な研究者養成が期待できる。
- 学外の学識経験者を加えた次世代大学院教育推進室を設置することによって大学院教育全般を機動的に見直すことが可能になる。
異分野融合型リサーチインターンシップ制度
お問い合わせ
学務課 教務係
〒940-2188 新潟県長岡市上富岡町1603-1
電話:0258-47-9248 FAX:0258-47-9050