2019年度の実施状況
2019年度の研究機器の現地・遠隔での相互利用の状況、ならびに遠隔操作の実証実験の実施状況です。教育研究への遠隔操作システムの活用状況も掲載しています。(注記:本ページに掲載しているのは、実施した実証実験の中から、トピックスとして一部を抜粋したものです。全ての実施状況を網羅しているわけではありませんので、あらかじめご了承ください。)

長岡技科大の齊藤信雄准教授と小林高臣教授が鹿児島県長島町(長岡技科大・鹿児島高専と包括的連携協定を締結)を訪問し、長岡技科大の走査電子顕微鏡(JEOL/JCM-6000Plus)の遠隔操作のテストをiPhoneから行いました。接続には4G回線も利用し、Cisco WebexでのTV会議もテストしました。終了後に鹿児島高専とTV会議で今後の連携などについて話合いました。
長岡技科大の齊藤信雄准教授が阿南高専を訪問し、本プロジェクトの概要説明ならびに走査電子顕微鏡(Hitachi/FlexSEM1000ll)の完全・半遠隔操作のデモンストレーションを行いました。
富山高専の森康貴准教授が長岡技科大の透過電子顕微鏡(Hitachi/HT7700)を半遠隔利用しました。電子顕微鏡の観察画面を教員間で共有し、対話しながら協働的な分析を行いました。

長岡高専の村上能規教授と小出学准教授が長岡技科大の走査電子顕微鏡(Hitachi/FlexSEM1000ll)を完全遠隔利用しました。高専から技科大の機器をリモートコントロールして分析を行いました。またWeb会議システムとしてCisco Webexを利用し、その操作性や通信速度などを検討しました。

長岡技科大と豊橋技科大で機器の遠隔操作を行いました。豊橋技科大から長岡技科大の走査電子顕微鏡(Hitachi/FlexSEM1000ll)の完全遠隔操作の操作性などを検討した後、豊橋技科大の透過電子顕微鏡(JEOL/JEM-1400Plus)、低真空走査電子顕微鏡(Hitachi/SU3500)、顕微フーリエ変換赤外分光光度計(JASCO/FTIR-6600)を長岡技科大から半遠隔利用しました。
富山高専の森康貴准教授が長岡技科大を訪れ、長岡技科大の齊藤信雄准教授とともに透過電子顕微鏡(Hitachi/HT7700)を現地利用しました。
長岡高専の村上能規教授が長岡技科大の電界放出形走査電子顕微鏡(Hitachi/SU8230)を半遠隔利用しました。日立ハイテクのExTOPE EMを利用して走査電子顕微鏡の観察画面を教員間で共有し、対話しながら協働的な分析を行いました。
長岡技科大の小林高臣教授、齊藤信雄准教授、片桐裕則コーディネーター、阿部勝正助教、小杉健一朗技術職員ならびに豊橋技科大の中野裕美副学長が函館高専を訪問しました。長岡技科大の走査電子顕微鏡(Hitachi/FlexSEM1000ll)の半遠隔操作により技科大・高専の教職員が協働的に電子顕微鏡観察・元素分析を行った後、両技科大の電子顕微鏡の半遠隔・完全遠隔操作の検証と来年度に関する打合せを行いました。


長岡技科大の鎌土重晴理事・副学長、齊藤信雄准教授、小杉健一朗技術職員ならびに豊橋技科大の河西晃彦技術専門職員が新居浜高専を訪問しました。両技科大の電子顕微鏡の半遠隔・完全遠隔操作を検証した後、来年度に関する打合せを行いました。また、走査電子顕微鏡の半遠隔・完全遠隔操作を活用して環境材料工学科の4年生に対して電子顕微鏡に関する講義を行いました。
長岡技科大の齊藤信雄准教授、牧慎也准教授、近藤みずき技術専門職員、宮正光技術職員ならびに豊橋技科大の加藤亮准教授が鹿児島高専を訪問しました。


長岡技科大の卓上走査電子顕微鏡(Hitachi/TM3030Plus)の半遠隔操作により鹿児島県長島町(長岡術科大・鹿児島高専と包括的連携協定を締結)の試料の電子顕微鏡観察・元素分析を行いました。GI-net2(Web会議システム)を用いて長島町の職員の方々と対話をしながら協働的に分析が進められました。その後、両技科大の電子顕微鏡の半遠隔・完全遠隔操作の検証と来年度に向けての打合せが実施されました。

長岡技科大の齊藤信雄准教授、高原美規准教授、宮正光技術職員が都城高専で本プロジェクトの概要を説明しました。また、走査電子顕微鏡の半遠隔・完全遠隔操作を活用し、物質工学科の4年生に対して電子顕微鏡に関する講義を行いました。
長岡技科大の齊藤信雄准教授が久留米高専を訪問し、本プロジェクトの概要説明ならびに長岡技科学大の走査電子顕微鏡の半遠隔・完全遠隔操作のデモンストレーションを実施しました。
長岡技科大の齊藤信雄准教授と小松啓志助教が宇部高専を訪問し、本プロジェクトの概要説明ならびに透過電子顕微鏡の半遠隔操作のデモンストレーションを行いました。
鶴岡高専の森谷克彦准教授が、長岡技科大の走査電子顕微鏡(Hitachi/FlexSEM1000ll)を半遠隔・完全遠隔利用しました。走査電子顕微鏡の完全遠隔操作における操作性などを検証しました。
豊橋技科大の透過電子顕微鏡(JEOL/JEM-1400Plus)に搭載した日本電子のWEB立会いシステムを利用して半遠隔操作の実証実験を行いました。長岡技科大に設置した遠隔操作室と画面共有・対話を行いながら協働的な分析ができることを確認しました。


長岡技科大の教職員と学生が豊橋技科大を訪問し、低真空走査電子顕微鏡(Hitachi/SU3500)と透過電子顕微鏡(JEOL/JEM-1400Plus)を現地利用しました。また、長岡技科大の透過電子顕微鏡(Hitachi/HT7700)に設置した半遠隔操作システムと、電界放出形走査電子顕微鏡(Hitachi/SU8230)に設置した日立ハイテクのExTOPE EMを利用し、遠隔操作の実証実験を行いました。


走査電子顕微鏡の完全遠隔操作における遅延や操作性について検証しました。
長岡技科大の齊藤信雄准教授がタイのチュラロンコン大学とラジャマンガラ工科大学を訪問し、研究室規模での遠隔操作のデモンストレーションを行いました。また、海外からの通信速度などを確認しました。
豊橋技科大の学生が長岡技科大のグロー放電発光分析装置(Horiba/GD-Profiler2)を現地利用しました。技術職員から操作方法の説明を受けた後、学生が自ら測定を行いました。


長岡技科大の教職員と学生が富山高専を訪問し、透過電子顕微鏡(JEOL/JEM-2100)と核磁気共鳴装置(JEOL/JNM-ECX400)のトライアル測定と打合せを行いました。また、長岡技科大の電界放出形透過電子顕微鏡(JEOL/JEM-2100F)に搭載した日本電子のWEB立会いシステムを利用し、半遠隔操作の実証実験を行いました。


長岡技科大の透過電子顕微鏡の観察画面を富山高専に転送し、Web会議システムを用いて対話しながら分析を進めることが可能であることを確認しました。


鶴岡高専の佐藤司准教授と学生が長岡技科大の蛍光X線分析装置(Rigaku/ZSXPrimusll)と走査電子顕微鏡(Hitachi/FlexSEM1000ll)を現地利用しました。
群馬高専の学生2名が長岡技科大の走査電子顕微鏡(Hitachi/FlexSEM1000ll)および透過電子顕微鏡(Hitachi/HT7700)を現地利用しました。


長岡技科大の齊藤信雄准教授と佐藤一則コーディネーターと共に透過電子顕微鏡観察を行いました。また、GI-net2(Web会議システム)を用いて観察画面を群馬高専に転送し、技科大-高専の教員が対話しながら協働的に分析を行いました。


長岡技科大の教職員と学生が長岡高専を訪れ、長岡高専の片桐裕則教授らと共に電界放出形走査電子顕微鏡(Zeiss/ULTRA55)と核磁気共鳴装置(JEOL/JNM-ECX4000ll)を現地利用しました。
長岡高専の学生2名が長岡技科大を訪れ、レーザーラマン分光装置(JASCO/NRS-7200)を現地利用しました。長岡技科大の田中久仁彦准教授から装置の原理・操作方法について説明を受けた後、学生がスタッフと共に自ら測定を行いました。
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