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技術科学大学と高専機構が連携・協働した教育改革シンポジウム「グローバル化時代に求められる実践的技術者像」を開催しました。

更新日:2013年10月23日

 三機関(長岡技術科学大学、豊橋技術科学大学、国立高等専門学校機構)は、10月17日に東京丸の内MY PLAZAホールにおいて、世界で活躍し、イノベーションを起こす実践的技術者の育成に向け、連携・協働して実施する教育改革の取り組みを広く周知するための教育改革シンポジウムを開催しました。

 シンポジウムには本事業に関心を持ってくださった多くの企業、高専、学術機関等の方々が来場され、ノーベル物理学賞(2008年)を受賞された小林誠先生にもご参加いただくなど、323名収容の会場が満席となって立ち見が出たほか、三機関内ではシンポジウムの模様が動画中継されました。

 三機関はこれまで、整合した連続性を持つカリキュラムの下、日本のものづくりを支え、リードする実践的創造的技術者を輩出し、社会の要請に応えて参りました。

 近年、グローバル化が急速に進展し、日本企業の海外進出とそれに伴う日本国内の産業空洞化が大きな課題となる中で、三機関は連携・協働してこの課題に立ち向かい、「海外で実践的に活躍できるグローバル指向の人材育成」「国際競争力を持ち地域産業の活性化を実現できるイノベーション指向の人材育成」に向けた教育改革の取り組みを加速させる事業「三機関(長岡技術科学大学,豊橋技術科学大学,国立高等専門学校機構)が連携・協働した教育改革~世界で活躍し,イノベーションを起こす実践的技術者の育成~」を構築し、様々な取組を開始したところです。

 この事業は、文部科学省が平成24年度から開始した「国立大学改革強化推進事業」(大学の枠を超えた連携の推進や個性・特色の明確化などを通じた国立大学の改革強化推進を目的とする事業)に採択されています。

 シンポジウムでは、新原晧一学長、榊佳之豊橋技科大学長、小畑秀文国立高専機構理事長がそれぞれ教育改革事業に寄せる意気込みを込めた挨拶を行い、文部科学省 常盤豊大臣官房審議官(高等教育局担当)から事業に寄せる期待の言葉をいただいた後、本学、豊橋技科大の担当副学長から教育改革プログラムについての説明を行いました。また、蛭田史郎旭化成株式会社常任相談役から「産業界に役立つ実践的グローバル技術者」、中村道治科学技術振興機構理事長から「グローバル化社会における教育・研究」についてご講演いただくとともに、滝順一日本経済新聞社論説委員のコーディネートによる、「グローバル化時代に求められる技術者像」についてのパネルディスカッションを行い、グローバル化時代に求められる真の人材育成の方策について意見交換が行われました。

 三機関はこのシンポジウムでいただいた貴重なご意見、ご提言を糧として、イノベーションを創出し、加速的・効果的にグローバル化に対応できる世界で活躍する実践的・創造的な技術者の育成に向けた教育改革に連携・協働して取り組んで参ります。


挨拶する新原 長岡技科大学長


挨拶する榊 豊橋技科大学長



挨拶する小畑 国立高専機構理事長


ご来賓の常盤 文部科学省大臣官房審議官(高等教育局担当)からの挨拶



講演する蛭田 旭化成株式会社常任相談役


講演する中村 科学技術振興機構理事長



パネルディスカッションの様子


満員の会場

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平成25年10月