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丸岡陽助教がアーバンインフラ・テクノロジー推進会議技術研究発表会にて奨励賞を受賞しました

更新日:2023年12月22日

環境社会基盤系 丸岡陽助教が、アーバンインフラ・テクノロジー推進会議が開催する第35回技術研究発表会において奨励賞を受賞しました。受賞の対象となった論文は「徒歩圏を根拠とした立地適正化計画の誘導区域設定に関する一考察」です。アーバンインフラ・テクノロジー推進会議は都市づくりに関わる企業、自治体、研究者等から成る団体であり、技術研究発表会を毎年開催しています。本賞は、技術研究発表会で発表された論文の中で特に優秀でこれからの都市づくりに貢献すると認められるものに贈られます。

【受賞内容の概要】
人口減少・高齢化に対応したコンパクトシティ形成を目指す立地適正化計画制度の取り組みが全国で推進されています。同制度では住宅や各種施設の立地を誘導する「誘導区域」の設定が必要ですが、客観的で分かりやすい区域設定の基準作りに、多くの自治体が苦慮しています。本研究では、徒歩圏を根拠に設定された誘導区域の事例調査や歩行者シミュレーション分析を通じて、実態と乖離しない徒歩圏の考え方や誘導区域の設定手法を検討しました。本研究の成果は、今後の立地適正化計画の見直しに活用されることが期待されます。

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