5年一貫制博士課程 教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

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技術科学イノベーション専攻

本学ではディプロマ・ポリシーに基づき、技術科学イノベーション専攻で必要とする授業科目を開設し、博士研究を指導する教員を配置しています。これにより深く豊かな専門分野の学識を持ち、未踏領域を開拓する創造性及び自らの研究課題を遂行してイノベーションを先導する実践力を備えた指導的技術者・研究者を育成します。そのために、以下の方針に基づき体系的な教育課程を編成します。

  1. 新しい理論構築や新技術の開発を推進できる研究遂行力を養成するため、最初の2年間に技術科学特別実験Ⅰ・Ⅱを必修とします。3年目以降には博士論文作成に向けた研究指導を行います。
  2. 高度な専門知識を学び使いこなす能力を養成するため、指導教員によるセミナー及び輪講を必修とします。
  3. 優れた国際感覚と高度な対話力により、多様な主体と協働しつつ、研究開発を通じてイノベーションを先導する力を育成するため、海外リサーチインターンシップを必修とします。
  4. 高い倫理観に基づいて学術研究を推進できるように、研究者倫理を必修とします。
  5. 複数の専門領域の学理融合に基づき未踏領域を開拓する能力を養成し、さらにグローバルイノベーションリーダーに求められる各種の能力を育成するため、選択必修科目及び技術科学イノベーション科目(選択)を開設します。これらの科目は原則として英語で行われます。
  6. 専門性を広い視野から支え、社会における技術実践力を高めるため、共通科目を開設します。
  7. 研究に関する対話と討論の能力、及び国際感覚を養うために、国内外で開催される学術的会議への積極的な参加を学生に促します。
  8. 経営学修士号(MBA)を取得できるコースを設置し、企業経営を科学的アプローチで捉える技術や能力を修得できるようにします。
  9. 現代社会の課題に応える高度で体系的な学びのための各種のコースを設置します。要件として指定された科目の修得により、コース修了が証明されます。

「学修成果の評価の方針」

科目の成績は公正・厳格かつ客観的な達成度評価により、合格した者に単位を授与します。博士論文は、審査の基準と方法を明示し、複数の教員による審査及び試験により合否を判定します。

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学務課
kyoumujcom.nagaokaut.ac.jp