平成27年12月6日（日曜）に,国際大学（南魚沼市）にて開催された「ジャパン・ビジネスモデル・コンペティション（JBMC）新潟ラウンド」において,本学研究生Prabath Weerasingheさん（情報・経営システム工学専攻　野村収作　研究室）が見事グランプリを受賞しました！
　同コンペティションは新潟県在住の社会人及び学生を対象としたビジネスモデルのコンテストであり、JBMCの新潟地区予選に位置づけられています。
　Prabathさんは,車載型のGPS端末によってコンクリート・ミキサー車の配車管理を行うための独自のシステムを開発し,これを実際に長岡市内の生コン製造販売会社（岩塚産業株式会社・長岡市沢下条）において運用しています。コンクリートの配送管理には,コンクリートの凝固時間を考慮しつつ,生コン工場から複数の現場まで複数のミキサー車をそれぞれ最適なルートで効率良く手配する必要がありますが,今回Prabathさんの開発したシステムは,各ミキサー車の位置・目的地・ルートをGoogleマップ上でリアルタイムにモニターすることができ,さらにそれらを統括する上で優れたインタフェースが実装されています。同システムは,タクシーの配車業務など他業種への転用も可能であり,今後も開発を継続していくとのことです。

　Prabathさんは,JBMCの新潟地区代表として平成28年2月27日（土曜）及び28日（日曜）に東京で行われるJBMCの決勝ラウンドに出場します。

Prabath Weerasingheさん（左）

JBMC新潟地区グランプリトロフィー

ミキサー車の現在地と生コン工場・現場の情報がGoogleマップ上で確認できる

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