Q：アドバンストコースは、高専5年生からでも参加できますか？
A：できれば、4年生の段階での参加が理想ですが、5年生からでも参加できます。4月と9月に参加の申請を受け付けていますが、高専在学時に先導科目を2単位以上修得することがコースの要件となっていますので、5年生が9月に申請する場合は、先導科目を受講できることが申請条件のひとつとなっています。下記の「先導科目の受講機会」の表を参照してください。

Q：長岡技術科学大学に入学した後に、アドバンストコースに入ることはできますか？
A：アドバンストコースは、高専4・5年次から修士課程までの5～6年間の教育プログラムです。高専在学時に修得が必要な科目がありますので、アドバンストコースに入ることができるのは高専在学中に限られています。高専在学中にしかアドバンストコースに入ることができませんので、長岡技術科学大学を進学先の候補として決めていなくても、アドバンストコースに興味を持ったり、長岡技術科学大学の様子を知りたいと思ったら、ぜひ、参加してみてください。

Q：アドバンストコースに入ると、長岡技術科学大学の入学試験を受験する際に有利ですか？
A：アドバンストコースの在籍と本学の入学試験の合否判定には関連がありませんので、アドバンストコース生だからといって有利になることはありません。なお、令和4年度4月第3学年入学者を対象とした選抜から、推薦入試特別選抜「高専・技大協働教育選抜」が創設されました。アドバンストコース生で出願資格を満たす場合は、この特別選抜に出願できます。詳しくはこちら（募集要項4P）をご覧ください。（問い合わせ先：入学試験第1係）

Q：アドバンストコース生になると、必ず長岡技術科学大学を受験しないといけないのですか？
A：アドバンストコース生の皆さんには、コース継続のためぜひ本学に入学していただきたいと考えていますが、進路の変更等により結果として本学を受験しなくなっても構いません。

Q：アドバンストコース生として長岡技術科学大学に入学した場合は、機械創造工学課程、電気電子情報工学課程などの所属とは別のアドバンストコースという所属になるのですか？
A：アドバンストコース生も、通常の学生と同様に機械創造工学課程、電気電子情報工学課程などの各課程（学部）や専攻（大学院）に所属します。アドバンストコース生はそれに加えて「アドバンストコース」にも所属している形となります。

Q：アドバンストコースは、途中でやめることはできますか？
A：アドバンストコースは、所属している課程・専攻での勉学の状況や家庭の事情、自身の考え方の変化などにより、途中でやめることが可能です。途中でやめた場合でも、長岡技術科学大学の各課程・専攻の学生であることには変わりがなく、やめたことによって不利益になることは一切ありません。

Q：アドバンストコース生は、必ず海外へ派遣させてもらえるのですか？
A：学部4年次の実務訓練では、海外の実務訓練先に派遣される学生もいますが、アドバンストコース生が優先される訳ではなく、希望者・受入先・実習内容等を考慮して決定しています。これまでの状況を見るとアドバンストコース生は海外志向が強く、通常の学生よりも海外の実務訓練先に派遣される割合は高くなっています。なお、アドバンストコース生は、Stage-3（修士1～2年）で設定している選択必修の海外インターンシップを選択して、海外で実習を行うことができます。この場合は、大学が費用の一部を補助します。必ず海外へ派遣させてもらえるという訳ではありませんが、前述のような費用補助の制度もありますし、学内外にはその他にもいろいろな海外派遣の制度がありますので、自らが積極的に情報収集してチャンスをつかみ、海外留学や海外実習を経験してほしいと考えています。（新型コロナウイルスの関係上、海外派遣ができない場合があります）

Q：先導科目の「アドバンスト・ラボ演習」や「革新的エンジニア基礎演習」を受講した場合、長岡技術科学大学に行って授業を受けなければならない期間はどれくらいあるのですか？
A：先導科目を受講する際に、実際に本学まで来ていただくのはスクーリング期間の5日間（月～金）だけです。（本学が提供する宿泊施設（無料）での宿泊は、日曜の夜から土曜の朝まで可能です。）「アドバンスト・ラボ演習」のスクーリングは8月中旬～9月中旬の間でテーマ別に設定されます。「革新的エンジニア基礎演習」のスクーリングは3月上旬に行います。

Q：「革新的エンジニア基礎演習」は4年生、「アドバンスト・ラボ演習」は5年生の受講を推奨と記載されていますが、違う学年でも受講できますか？
A：違う学年で受講しても差支えありません。ただし、「革新的エンジニア基礎演習」のスクーリング期間が3月ですので、卒業を控えた5年生については、スケジュール的に受講が難しい場合がありそうです。