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コース生の声

更新日:2022年11月30日

コース生の対談

(対談したコース生)
機械創造工学板谷剛嗣君(B4,対談時)(小山高専出身)
建設工学蓑輪圭祐(B3,対談時)(福井高専出身)
セカンドラボの所属:3Dプリンター・ラボ(当時)

(司会)重田謙(アドバンストコース特任准教授)
(日時)2014年7月7日13:30から15:00

自己紹介

〇今日は,現在,アドバンストコースのステージ2(*長岡技術科学大学のB3,4年の年次)に所属している二人の学生に来ていただき,アドバンストコース(*以下:ADC)でのこれまでの経験,現在の活動などについていろいろ語っていただきたいと思います。それではお二人の自己紹介をお願いします。
まずは板谷君からお願いします。

板谷(以下:I);機械創造工学課程B4の板谷剛嗣(いたやつよし)です。出身は小山高専,専攻は同じように機械工学課程,だったかな(笑)。趣味は,いろいろ両手両脚で数え切れないくらいあったんですけど,今はもう,たまにドライブするぐらいが…,
〇スゴく忙しいと聞いてますが…太鼓たたいたりとか

I:それはもう趣味というレベルではなくなっていますね,毎週活動していますが,出演管理をしたり,それから,このサークルは地元の団体に所属しているんですけど,そこと折衝したりとか…。最近だと,
長岡祭りの前夜祭(*2014年は8月1日)で百人太鼓するんですけど,そのセッティングとか毎年やっています。

〇自分の長所,短所は?
I,長所は,なにか面白いことがあれば,それに集中できることで,短所はその逆。自分にとって面白くないことはたいしてやりきれないので,やる気が出ないを通り越して,やらない,ところです。
〇次は蓑輪くん,お願いします。
蓑輪(以下M);建設工学課程B3の蓑輪圭祐(みのわけいすけ)です。出身は福井高専の環境都市工学科です。
趣味は,高専のときからずっとやっているバンド活動で,今も続けています。パートはボーカルで,ギター弾きながらのときも,歌だけのときもあります。
コピーバンドで,おもにMr.Childrenなどを演奏しています。今はアコースティックギターに加えてエレキを始めようと思っていて,苦労しているところです。長所は,何時間でも寝れること(笑),短所は,飽き性なところですかね。

例えば,音楽は長いですけど,好きなバンドが定期的に変わったりします。

〇高専に入ろうと思ったきっかけは?
I;僕は,中学のときにいわゆる一般教養が好きでなく,技術家庭といった実際に手を動かす教科の方が好きだったことがあります。普通高校で普通の教科を勉強するのは間違いなく飽きるだろうと思いました(笑)
それに,高専だと5年間のあいだに進路をいろいろ考えられることもありますし。
M;僕は,中学校で進路をきめるときには,高校卒業して早く就職したいと思っていたんです。
それで最初は地元の工業高校に入って就職したかったんですけど,親に大反対されて。
一つうえに兄がいて,兄も高専行こうかどうかずっと迷っていて,結局普通高校にいって後悔していた時期があったのを親が知っていて,それもあって高専の受験を勧められました。
「学力試験だけ受けて,合格した後は,自分の好きにすればいい」と言われて,受験したら受かってしまったから進学したということです。

〇ADCを選んだ理由は?
I;担任の先生と,進学先の相談をするとき,進学先としてここの大学(長岡技術科学大学)が最有力候補でした。
そこで,ADCがあることを聞いて,いろんな可能性が広がるかもしれないからということで、決めました。

〇ADCの趣旨についての誤解はありませんでしたか?
I;そのあたりは自分でちゃんと調べてから決めたので大丈夫でした。
M;僕は3年の終わりから進路相談を担任の先生としていて,特に,特待生制度があるということに惹かれてこの大学を進学先として選び,ADCコースという面白そうなコースがあることを知り,志望しました。
〇ADCのステージ1(*高専4,5年の年次)での経験について少し詳しく聞かせてもらえるでしょうか?
I;僕は,ステージ1でとれる科目はすべて受講しました。小山高専の協働科目は技術科学フロンティアでした。
いろんなことやっているんだなあ,と感じました。

〇夏に集中セミナー/演習,先端技術講座/演習,その後,国際学会演習を受講したということですね?
M;僕は4年の3月に海外産業事情視察(韓国)に参加して,それから先端技術講座/演習を受講しました。

国際学会演習について

I;自分の場合,国際学会演習は4年で参加したのでとてもきつかったです。
(*国際学会演習はこの年2011年だけ高専4年生の受講が認められたが,演習の内容,レベルなどの配慮により翌年からは高専5年生のみに限定されることになった。)
〇国際学会演習では最後にプレゼンテーションしたんですよね?
I;二度とやりたくない(笑)という経験でしたが,英語での発表は今ではもう当たり前のようにやっていますね。そのとき,やっておいてその後の覚悟が決まりました。
〇最終的な発表の長さは?
I;スライド4,5枚で5分くらいです。
普通は,自分の卒研の内容で発表するのですが,僕は,4年で受講したので集中セミナーで学んだ内容を使ってまとめました。発表した内容に習熟していないせいもあって,プレゼンテーションでは審査員の先生方
からたいへんきびしく突っ込まれました(笑)そのときは,質問内容はわかったのですが。英語で答えることができませんでしたね。
M;僕は恥ずかしながら国際学会演習は僕は途中で辞めちゃいました(笑)
〇かなりいい段階まで進んでいたと聞いていますが?
M;平行して進めていた卒研が終わらなくて。自分の卒研は,11月までは自分の専門的な内容で進めていたのですが,それ以降,一から,構造解析のプログラムを組まなければならなくなって。自分はプログラミングについては初心者だったんです。そういうわけで,もうまったく余裕がありませんでした。
ー板谷君の代の経験があったので,国際学会演習は,翌年から5年生だけに限定したんですね。ところがそうすると,蓑輪君が言うように,かならず卒研と平行することになるのでそれはそれでスケジュールはハードになりますね。

先端技術講座/演習について

M;自分が受講した先端技術講座(*2013年)は,午前中,座学で,午後は工場見学というスケジュールを3日こなし,最後二日間でプレゼンテーションの準備と発表会でしたね。

〇プレゼンテーションはたいへんではありませんでしたか?
M;役割分担したんですが,最終的な結論を,最後の最後になって変えてしまって,発表のときはそこを厳しく突っ込まれましたね。
それ以外はつつがなくこなせました。

I;僕のとき(*2011年)は,そもそもスケジュールがとても厳しくて,4日間工場見学をして,プレゼンテーションの準備をするのが,最終日5日目の午前中しか割り当てられていませんでした。

〇板谷君のときは,蓑輪君のときより工場見学の日数が1日多かったんですね。
I;そうです。プレゼンテーションの作り方のレクチャーもないまま,いきなり作って,オーディエンスは訪問先の社長や本学の先生などだったので,ほんとうにたいへんでした。またそのころは一人一台にPCが
割り当てられるいうところまで環境が整っていなかったので,そういう意味でも,単純に作業に苦労しました。
〇板谷君は,先端技術講座/演習を受講した初年度生なので,まだいろいろ整備されていない時期ですね。
歴史を感じます。それと比較すると,いまはずいぶん環境も整備されてきているように思えます。
先端技術講座/演習のプレゼンテーションの出来はどうでしたか?

I;ボコボコでした(笑)内容としては,おおまかに,見学の内容の報告と,そこから何が得られるかということをまとめました。
M;僕たちは,3つ訪問した工場のうち1つをグループごとに割り当てられて,発表しました。割り当てられたそれぞれの企業について,まず企業概要を説明して,経営戦略の特色を整理し,さらに自分たちなら今後のその経営戦略をどのように展開するか,という内容で発表しました。
〇それは結構ハードな課題であるように思えますが?
M;高専ではそこまで踏み込んだ内容の発表はしたことがありませんね。経営戦略の話は,「こんな感じでいいのでは」位の提言で,それほど踏み込んだ内容にはできませんせんでした。
I;自分のときは,原子力発電所(*柏崎刈羽原子力発電所)と,大河津分水と越後製菓と,ユニオンツール,トッキ株式会社の工場を訪問しました。印象にはとても残っています。
原発では時期の問題もあって(*訪問時は東日本大震災の5ヶ月後であった)安全性が特に強調されていました。分水では治水の歴史の話,越後製菓では,長寿遺伝子の話なんかも聞きました。

集中セミナーについて

I;自分にとっては集中セミナーが一番勉強になったと思います。そのときからすでに今の研究室の先生のところでお世話になりました。ドクターのTAの方からいろいろ面倒をみていただいたので,とても勉強になりましたし。いろいろサポートしてもらいました。今から振り返ると,自分の発表のためにその方は恐らく,一昼夜,その準備に時間を割いてくれたのだと思います。
その中でも特に勉強になったのは,最後の日のプレゼンテーションですね。ただし,それも午前中しか準備時間がありませんでした。
オープンハウスより,相当踏み込んだ内容で教えていただけました。
M;僕も,集中セミナー/演習は受講したかったのですが,高専のインターンシップと重なってしまって残念ながら受講できませんでした。

Stage2について

〇ステージ2についても少しうかがいます。セカンド・ラボの活動はどうですか?
I;自分が所属しているセカンド・ラボ(3Dプリンターラボ)は,もともと3Dプリンターを使ったビジネスモデルの構築が目的です。
先日機材を購入して,メンターの方と,どんなビジネスモデルがあるかという話をしていました。
いま,具体的に動き出しています。その一環として,先日,3Dモデリングについてのセミナーを開催し,研究の助成金の申請の準備をしているところです。それは,学内の振興会宛の申請で,現在,指導教員の推薦書が認可待ちの状態です。それをクリアできたら,その後が申請書の作成ですね。
〇実際にビジネスモデルを企画立案して,資金をもらって計画的に活動していくというのはとても貴重な体験なので,今後もひきつづき,前向きに取り組んでいってほしいですね。

I;これまでのところ,セカンド・ラボでは,毎年,B3生が翌年の技学カンファレンス
(*長岡技術科学大学主催の国際学会)でそれまでの活動内容を発表することになっています。

〇発表の内容をさらに一層充実させるために,蓑輪君には特に今年一年セカンドラボでの活動を期待しています(*蓑輪君も3Dプリンター・ラボ所属)。

I:技術者力演習では,このコースに入らなければ,絶対にやらなかったであろうような内容(*ロジカル・シンキング,マインド・マップ,スケジュール管理,ブレインストーミング,
ディベートなどのコミュニケーション能力の育成)を学べています。それに,先端技術講座での工場見学や,海外産業事情視察での現地企業の訪問なども,このコースに属していなければ決してできない貴重な体験だとも思います。
〇ADCに属している学生と属してしない学生と比較してみるとどうでしょうか?
I;ADCのコース生は,多岐にわたることに積極的に関与しているひとがとても多いですね。
このコースの取得単位は卒業要件でもないし,コースを脱退したとしても普通の技大生として続けていくうえではなんのデメリットもないわけです。それでもこのコースを続けているコース生は,みな好奇心が旺盛で,活動的な人が多いと思いと思います。
何もやっていない人と比べると,未知の領域にチャレンジできる冒険心があってそれが養われている人が多いのかなあ,と感じます。
〇ADCの先輩として板谷君から蓑輪君に対して,なにかアドバイスはありませんか?
I;自分は,特にあれやれこれやれと言うのも言われるのも好きじゃないんですが…このコースでできることを,前向きにいろいろやるといいと思います(笑)自分がやりたくないと思うことほどやった方がいいかもしれませんね。
M;わかりました。がんばります。
〇お二人とも今日は長時間どうもありがとうございました。

産業事情海外視察

・私は、日本で働きながら国外のことを視野に入れて戦略を練っていく事が「国際的な技術者」であると考えていました。しかし、今回の視察に参加し、技術者も海外で仕事をもつ事が当たり前になっている現状を実感する事ができました。海外で働く事は技術者を目指す私にとって決して他人事ではなく、そのために学生時代から備えなくてはいけないという事を学びました。
【H24高専4年生_女性(視察国:ベトナム)】


・産業事情海外視察は、企業や工場、大学での見学と見学先の方たちとの交流会、そして帰国後の発表で構成されています。私はこの科目を通して、2つのことを学びました。まず、海外で技術者として活躍するためには英語が不可欠であること。また、英語力と同等以上に相手とコミュニケーションを取ろうという意思の大切さです。今後の学校生活のモチベーションになったり、目的意識をもつきっかけになったりと得るものが多くあったと思います。
【H24高専5年生_男性(視察国:韓国)】

技術者力演習II

・非常に実践的な内容を学ぶことができた。また、講義の一環で読んだ本が大学院の講義を受講するうえで非常に役立っている。
【H24長岡技科大3年生】
・企業で行うブレインストーミングを用いた会議を実際にやってみて、アイデアを出し合う楽しさや、チームを運営する難しさを知ることができた。もっとやってみたいと思う。
【H24長岡技科大3年生】
・演習1で学んだ「個人」で問題にアプローチする手段を生かし、演習2では「チーム」として問題にアプローチする方法について学んだ。特にディベートはいい経験になった。与えられた立場の中で主張をまとめて戦わせるというのは自分達の主張の穴や相手の主張を予測したり、その場で相手の主張の穴を突いたり、前持った準備やその場の機転などが必要で大変だったけれど、その分とても有意義で面白かった。
【H24長岡技科大3年生】

コース生へのインタビュー

インタビューされた人
機械創造:田畑君(小山高専出身)
セカンドラボの所属:てくみゅ
電気電子情報:宮西さん
(富山高専射水キャンパス)
セカンドラボの所属:スポーツ
インタビューアー:中山忠親先生(電気系)
日時:H24.9.26_13:00から14:30


■中山■
まず最初に、どうしてアドバンストコースに入ったんでしょうか?

●田畑●
高専の5年生になった頃からアドバンストコースについて色々伺っていたのですが、決めてとなったのは、5年生の5月初旬に高専の学生課の大森様とお話をしていたときに、長岡技大に進学する気があるかどうかはともかくとして、いろいろな先生のお話も伺えるし、セカンドラボなどで様々な経験も積めるから参加してみたらどうか?とアドバイスして戴いて、それが後押しとなって参加を決めました。

●宮西●
四年生の二月頃に長岡技大の先生がお越しになって、長岡技大へ進学希望する学生全員が参加する説明会の時にアナウンスがありました。また、高専の塚田先生からも、
もし長岡技大に進学したいのであれば、大学で学ぶ内容を先取りすることも出来るから参加してみたらどうか?と言って戴いたのがきっかけです。

■中山■
宮西さんは高専在学時に集中ラボに参加されたようですが、その時の感想をお聞かせ下さい。

●宮西●
私は高専5年の時に電気電子情報工学科の伊東准教授の研究室でお世話になりました。その時のテーマは電気自動車のための非接触給電システムの開発に関するものでした。
その中で、私は、高周波回路を組んだり、マイクロ波を発信・受信するためのコイルを巻いたり、様々な周辺技術を実習させて戴くことが出来ました。実習の最後に発表をする機会を戴いたのですが、伊東准教授から、この実習では、非接触給電システムはあくまでも一つの題材で、これから宮西さんが技術者、研究者として活躍するために必要な、研究の進め方を学んでもらうためにやっているんだ。というお言葉を戴き、そのことが高専に戻ってからの卒業研究にもとても役立ちました。
■中山■
本学に進学してから、アドバンストコースでセカンドラボや技術者力演習に取り組んでいると思いますが、それらを受講した感想をお聞かせ下さい。

●田畑●
私はセカンドラボとしててくみゅラボを受講しています。てくみゅというのは本学の様々な研究成果を一般の方々にわかりやすく展示したミュージアムです。
この前の技大祭でも一般公開で説明をしてきました。
また、最近では、技大の先生方が開発した様々な研究成果を結集させたピタゴラスイッチのようなおもしろい仕掛けをつくって、展示しようと思い、ラボのみんなで
意見を出し合っているところです。
せっかくがんばって展示物を作っても、それで終わってしまったら目的は半分くらいしか達成出来ていないと思います。やっぱりこれを出来るだけ多くの皆さんにどうやったら
伝えられるのかということまで含めた企画作りをしていきたいと思っています。

●宮西●
私は塩野谷先生のスポーツゼミに所属しています。ゼミでは、工学や技術を使って、スポーツに使える何かおもしろい製品を提案することが求められています。
私は、誰が投げても変化球を投げられる野球のボールを作りたいと思っています。
でも、最近塩野谷先生と意思疎通が出来ていないのでもう少し積極的に活動したいと思っています。

■中山■
それはどうやって作ろうとしてるのですか?

●宮西●
変化球を投げるためにはボールの重心を変えることがいいのではないかと思っています。そこで、変化球に応じてボールの中のおもりの位置が変えられるような
ボールを作ったらどうかと思っています。こういうボールが出来れば、スポーツのために使えるだけでなく、例えば、新しい自動車の制御支援システムや、障害者の方が車いすを
スムーズに方向転換出来る様な技術にも応用できるのではないかと思っています。
単におもしろい技術を作るだけでなく、それがどういう風に役に立つのかを考えた「ものづくり」が出来たら本当にすばらしいと思います。

■中山■
田畑君は高専時代からロボコンをやっていて、本学でもロボコンをしているようですが、どうですか?

●田畑●
高専時代は残念なことに地区大会の2回戦で優勝したチームと当たってしまって、借敗してしまったのですが、本学に来てから、それをリベンジするためにロボコン部に
参加しています。今のところ、授業が無いときはいつも部室にいて来年のロボコン用の開発に取りかかっています。
8月に開催された大ロボ(大学ロボットコンテスト)においては、学長や事務部長さんも応援に来られていて、とても盛り上がっていました。このような大学から一体感を持って
応援してもらえる課外活動は滅多にないと思うので感動しました。来年こそ優勝をめざしてがんばっています。
本学では高専時代と比べると、先輩との協力体制もしっかりしていますし、様々な学科の人とも一体感を持って活動しているところが充実感につながっています。
大学の方からも様々な面での支援を戴いているのを感じていますので、その期待に答えられるようがんばりたいです。

■中山■アドバンストコースに対しての要望や感想があれば教えて下さい。

●宮西●アドバンストコースに入ることで、高専の頃に大学の内容を先取りしていたので、今は、大学院に相当するような内容を大学の内に取り組む事が出来ています。
大学に入学する前は、大学での講義に加えて、先取りの内容にも取り組むと言うことで不安な点もあったのですが、実際に受講してみると、開講時間や授業内容に
工夫をして戴いたおかげで、無理なく取り組めていると思います。
また、高専時代にお世話になった伊東研究室の先輩方には、大学入学直後の不安な時期に色々声をかけて戴いたりしたので、とても安心することが出来ました。

●田畑●
僕個人としては、もっともっとアドバンストコースの内容を沢山学びたいと思っています。技術者力演習で学ぶ内容は本当に実践的で、今後の人生の役に立つもの
ばかりなので、こういう演習をもっと沢山受講したいと思っています。
普通に講義や実験だけであれば、サークル活動やアルバイトをしていたとしても、両立可能だと思うので、もっとアドバンストコースの演習などを受けれたらいいなと
思います。

また、私たちは1期生ということで、5年生からしかアドバンストコースに入れなかったので、修士までいっても5年間しかアドバンストコースで学ぶ事が出来ないのでそれが
残念です。
逆に言えば、5年間でもアドバンストコースを修了出来るだし、高専の時アドバンストコースで、その後本学に進学していない学生もいることを考えれば、本学に入学したときから新規
にアドバンストコースに入れる仕組みを作って欲しいと思います。

●宮西●
そうですね、私は、本学に入学したときに、あまりにもみんながアドバンストコースのことを知らなかったのでとても驚きました。もっともっと、入学生みんながこのコースの
ことを知って欲しいと思います。
それに、田畑君が話したとおり、高専の時は幾つかの高専しかアドバンストコースに参加していないのは分かるのですが、入学してからは4年間あるのでアドバンストコース
に途中から参加出来るようにして欲しいと思います。

●田畑●
技術者力演習はとてもためになるのですが、南口先生と武田先生だけがやっているような印象があります。技大の先生は本当にすばらしい先生が多いので、もっと多くの
先生の講義を受けてみたいと思います。是非いろいろな先生からの講義をアドバンストコースへ開講して下さい。
また、アドバンストコースは6年間やってこそのコースだと思うので、高専の4.5年生だけではなく、3年生のみなさんにも是非伝えてあげて欲しいと思います。

集中セミナー・集中ラボ演習(現:アドバンスト・ラボ演習)

・難しい内容でしたが、先輩方のおかげで理解することができたと思います。卒業研究と近い題材の勉強をさせていただいて、有意義な時間を過ごすことができました。実験についても失敗しましたが、何度も条件を変えることで上手くいって安心しました。
【高専5年生男性】

・講義は午前中に行われ、内容は経営学や戦略論についてでした。私は建設環境工学科に所属しており、経営学や戦略論について学ぶ機会が少なかったので、その内容を学ぶことで、これから技大入学までにどのような勉強を行っていけば良いのかを知ることができました。
【高専5年生男性】

・パワーポイントを利用した講義は新鮮で良かった。核融合の最先端の内容で、とても面白く、興味を引き付けられた。
【高専4年生男性】

先端技術講座・先端技術演習(現:革新的エンジニア基礎演習)

・これから先もあまり見学することの無いような所も見学することができて良かった。
【高専5年生女性】
・全く初めての分野の見学が多かったので、前もってある程度の知識が入ってくるのは良かったと思う。
【高専5年生女性】
・それぞれの分に合ったことを学べたので、良い選択であったと思う。
【高専5年生男性】

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